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ハイキングとインディペンデンストレールづくりのご案内
            蔵王の森通信    28 20155 
発行:NPO法人蔵王のブナと水を守る会 

                                              (ナショナル・トラスト事務局)  

          9890231 宮城県白石市福岡蔵本字滝下102 

℡・Fax0224253820 

ホームページ:http://www.zao.org 

 

 蔵王の森は、積もった雪が解け待ちに待った春を迎えました。木々の芽吹きや野草が咲き乱れる最も美しい季節です。いよいよ自然観察路がオープンします。オープンイベントを企画しましたので、是非ご参加ください。6月に先立ち、5月3日~6日はプレオープン致します。スミレも咲き始めます。観察路の案内図も出来上がりました。ご家族やお友達と一緒に遊びにいらして下さい。 

「自然観察路オープンイベント」のご案内

  日時   2015年6月14日(第2日曜日)、

  場所   蔵王のブナと水を守る会作業小屋周辺

  集合   9時30分   白石市役所駐車場(場所のわからない方)

       9時45分   作業小屋(丸太小屋)(自力で来られる方)

  受付   9時30分~10時     

       10時00分  開会 作業小屋前

       10時15分  記念植樹、枝打ち作業

       11時00分  自然観察路の散策(彩遊の森) 

       12時00分  昼食

       13時00分  羽賀智美ヴィブラフォンコンサート

       14時00分  閉会

       14時10分  自然観察路の散策(アナグマの森、リスの森) 
 

 参加費  大人 500円、小学生以下 100円  (保険料込) 

 持ち物  昼食・飲み物・雨具・軍手・長靴 

 申込み  車の手配や保険への加入がありますので、申込みには、氏名・年齢・住所・ 

      電話番号・集合場所・交通手段の明記をお願いします。 

 申込み締切   6月8日(月) 厳守 
 

 申込み・問い合わせ先   特定非営利活動法人 蔵王のブナと水を守る会 

                          ℡&fax:022-248-5334(事務局)

                          ホームページ:http://www.zao.org(参加申込書あり)

                          E-mail:mail@zao.org

 

                 「待望の自然観察路がオープンします」

理事長 白内 恵美子

 

 賛助会員の皆様、変わらぬご支援をありがとうございます。

 お待たせしました!いよいよ、「森づくり自然園」と「自然観察路」がオープンします。正式オープンは6月14日(日)ですが、5月の連休にはスミレが一面に咲きますので、5月3日(日)~6日(水)の4日間はプレオープンいたします。出来立てのパンフレットを同封いたしますので、どうぞご覧下さい。

 6月14日のオープンイベントでは、記念植樹やコンサートも行いますので、多数のご参加をお待ちしております。 

  現在、当会では「マイ・ツリー制度」を検討中です。ご自分が支援する木(マイ・ツリー)を決めて、その木の成長を見守って頂くものです。もちろん木の管理は当会のグリーンレンジャーが行いますが、木を選んで頂く際に1口5,000円(まだ金額は未定)の支援金をお願いしたいと考えております。マイ・ツリーとは言っても、本人の物になる訳ではありません。お子さんの誕生祝や入学記念、結婚記念等の人生の嬉しい節目を出発点にして、木の成長も一緒に見守って頂きたいのです。出来れば、木の前で記念写真を撮って頂くと嬉しいです。

  当会の活動が当初の植林から育林作業へと変わり、間伐等の技術を要する作業も増えていることから、無償のボランティアだけでは出来ない仕事を専門の人に任せなければなりません。そのために必要な育成管理費用を支援頂く仕組み作りを検討中です。詳細が決まりましたらお知らせいたしますので、是非ご協力をお願いいたします。

 

  3月21日に東京原宿の「OnJapan CAFÉ」で、当会の活動の宣伝をさせて頂きました。「東北の春」を紹介するイベントでしたが、当会の植林地はまだ雪に埋もれているため、総務省で作成して頂いたDVDによる会の紹介や、これまでの活動についての説明後に、参加者の方に樹木名板作りに挑戦して頂きました。皆さん、真剣そのもので素敵に仕上がりました。 

  また、OnJapanさんのご厚意により、1月~3月に6回、ワンコインデーを設定し、飲み物代の一部を当会に寄付して頂きました。美味しいランチもご馳走になり楽しい一日でした。 

「作業小屋と動物」

                  森づくりチーフ 仲村 得喜秀 

 今年は「森づくり自然園」と自然観察路の開設があり、何かと気ぜわしい日々が続いています。雪が解けると植林地も小屋の周りの地面も、ネズミやモグラの動き回っている跡でデコボコになっていて、よくもまあこんなにも動き回れるものだと感心しながら眺めています。

ネズミもモグラも冬眠はしないので、真冬でも動き回っているのでしょう。大変なエネルギーです。

 昨年、小屋の周りにネズミ用トラップをしかけ、どんなものがいるのか調べてみる事にしました。ゴミ箱のような落とし穴タイプと四角い筒状のものと2種類をしかけました。結果としては、ネズミ科では、ヒメネズミとアカネズミがかかり、トガリネズミ科のジネズミもかかっています。ネズミ科は植物を食べますが、トガリネズミ科はミミズなどを食べる肉食動物です。

 昨年は作業小屋の台所の排水が詰まり大変でした。台所の床下が水浸しになり、床板が水を吸って床がゆがんだりもしました。大きなゴミは流れないようになっているはずなので詰まる要素はなく不思議でたまりませんでした。今年も詰まらせたままにしておく訳にはいかないので、排水パイプのある所を掘ってパイプに穴をあけてみました。しかしそこには異常はありませんでした。排水口からホースを差し込み水を流してみましたが、奥にある固い物に当るだけで当初はどうにもなりませんでした。次に穴を開けた所から針金を差し込んでほじってみました。すると意外な物が、1個2個と転がり出てきました。何と正体はトチの木の実でした。出るわ出るわ40個以上出てきました。では誰がどこからトチの実を運んだのか?謎でした。直径7~8のパイプの中に入れるものはネズミしかいません。犯人はヒメネズミかアカネズミです。近くにトチの木はありませんのでどうしたのかな?と思っていたら、こちらの犯人もわかりました。会員のMさんでした。トチの実を小屋近くの土の中に埋めておいたのだそうです。そして、1本も芽を出してこないので不思議に思っていたのだという事です。あの小さなネズミが大きなトチの実をどうやって運んだのでしょうか。それにしてもすごいエネルギーです。

 それから、作業小屋には今までヒメネズミが住んでいて、泊まった事がある人は、顔を踏まれた人もいるのではないでしょか。小屋の中の食糧を食い散らかし、黒い小さな糞をあちこちにばらまいて大変迷惑でした。しかし、ある時からその糞の量が極端に少なくなってきました。原因はすぐにわかりました。小屋の中にアオダイショウが入るようになってきたからです。日本では昔からアオダイショウは家の守り神として崇められています。ネズミが米を食べる事はよく知られていますが、そのネズミを一番よく食べてくれるのが、アオダイショウだったのです。最近の猫はネズミを獲らないとよく言われていますが、昔は猫もネズミをよく獲ったと思いますので、ネズミにとっては今より大変だったのかもしれません。それにしても、ヒメネズミは見れば見る程かわいい姿をしています。小さくて更に小さな目が何とも言えずかわいいのです。小屋の周りの地面にあいている穴から出たり入ったりしているので、多分そのうち見る事があるでしょう。

 さて、小屋の周りのヘビにも最近変化が起きています。小屋の前に積まれている薪の上に6月頃になると2m位はありそうなアオダイショウが、毎回日向ぼっこをしてトグロを巻いていたのです。しかし最近アオダイショウが小屋に入り始めてから、その薪の上でトグロを巻いている主がヤマカガシに変わってしまったのです。昨年は2匹の太いヤマカガシが毎日午前中に気持ちよさそうにしていたので見た人も多いと思います。そしてアオダイショウは小屋の中で脱皮するようになりました。昨年は2匹脱皮しています。作業小屋がようやく、あの場所の自然の中になじんできたという事かもしれません。ちなみにアオダイショウには毒はありませんが、ヤマカガシは奥歯に毒があるという事なので、いたずらをしないで静かに見守ってあげて下さい。

 それにしても、私が不思議に思っているのは、当会のメンバーの反応についてです。植林地の中には熊も出ます。ヘビはほとんどの人が嫌いなはずです。それでも誰一人として騒いだりする人がいないのです。普通なら大騒ぎしそうですが、その辺はさすがにあの場所が他の生物の生活の場所であるという事をよく知っているからだと思っています。これから自然観察路ができれば多くの人が出入りする事になると思いますが、都市的な考え方がはびこらない事を願っています。

 

       

「ど素人苦戦記・Ⅲ また春が来た!」

2年間で112科544種類の植物を確認する事ができ、今年の3月「森づくり自然園内の植物リスト・写真2014」を作成しました。ど素人の写真を載せるのは薄氷を踏む思いでした。

が、周りの皆様の助けを借りて一応の完成となりました。

そして、またまた春が来た!撮り始めた。ちょっと気が楽、でも載せた写真が気になる。こっちの方が良いんじゃないかなとつい比べてしまう。だったら撮らなきゃいいのに・・・

花の魅力についシャッターを・・・

まだ撮っていない植物もあるし、新種を発見するかもしれないし・・・

言い訳ばっかり、病気かな・・・。

花だけでなく、光に透けた若葉の魅力もたまりません。季節は廻ります。

その時々を楽しみに遊びに来て下さい。

                      (2015.04.) 

GR.みーすけ

 

マンサク、カラマツ、キブシ2015412日)

 

スハマソウ、セリバオウレン2015412日)

 

キクザキイチゲ、マキノスミレ、カタクリ2015412日)

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

                  ナショナルトラスト基金報告

ナショナルトラスト基金をお寄せいただき、ありがとうございました。

2014年1月~12月の累計は、以下のとおりです。

        2014年度件数 26件

        2014年度金額 184,000円 

        今後ともご支援をよろしくお願いいたします。