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S:キクガシラコウモリ

菊の鼻? ・ キクガシラコウモリ

和名:キクガシラコウモリ

英名:horseshoe bat

学名:Rhinolophus ferrumequinum

 

写真上 : ばいかださん     下:Myotisさん 

分布
北海道、本州、四国、九州、佐渡島、対馬、五島列島、屋久島。
同一種はイギリス、モロッコから北部インド、東アジアに分布。
   
生態
日中は洞窟などのねぐらで休み、夜になるとガなどの昆虫を食べに活動をはじめる。
   交尾は10月頃だが、その後冬眠に入るため、精子はメスの卵管や子宮などで貯蔵され、
翌春に卵子が排卵されて受精する。妊娠期間は約3ヶ月、1子を出産。
子育ては数十~数百頭のメスの集団で行い、母親は超音波を出しこの集団の中から自分の子を見つける。
キクガシラコウモリ、コキクガシラコウモリ、カグラコウモリの母親の下腹部には
偽乳頭と呼ばれる1対の突起があり、子はこれにつかまる。子が偽乳頭につかまった状態のまま
母親が移動(飛翔)することもある。
 
 
写真 : ばいかださん
 
全長
前腕長5.6~6.5㎝、体重17~35g。
 
参考文献
日本動物大百科第1巻 哺乳類 I 平凡社

解説
体全体は茶色の毛で覆われ、翼は広く短い。
キクガシラコウモリの名前は菊の花弁のような鼻に由来する。
鼻葉と呼ばれるこの特徴的な鼻は超音波を発する。
   またキクガシラコウモリは就寝時に体を翼で覆い、コウモリ傘の様な格好をする。

 
写真 : コウモリさん(下写真は仔集団)
 
 
コメント
はじめて見たキクガシラコウモリはお世辞にも人相がよいとは言えない顔だった。小さな目に皺(?)のよった眉間、菊と言うよりはブタのような鼻…。
しかし愛嬌があるといえばそのような気も…。ユーモラスさがとても魅力的。キクガシラコウモリの歯はかなり鋭いらしく、今回案内をして下さったコウモリ研究家の方は
1匹1匹の体重などの調査をする際、防護のため手袋をされていたが、その上からもキーキーと
声をあげながら喰らいついていた。
また、前腕長を計るために広げた翼は、驚くほど薄く華奢だった。
 

写真を提供してくださったばいかださん、Myotisさん、コウモリさんに感謝いたします。

コウモリさんのHPはこちら

 

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