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県産米流通状況調査報告書
Page 1
県産米流通状況調査報告書
平成26年3月
福島県農林水産部
農 産 物 流 通 課

Page 2
調査方法等
1 調査目的・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・1
2 調査対象・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・1
3 調査実施期間・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・1
4 調査対象者・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・1
5 調査回答数(回答率)・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 2
6 調査項目・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・2
調査結果
農業者・集出荷団体・卸売業者等に関する調査結果の概要・・・・・・・・・3
Ⅰ 農業者・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・5
Ⅱ 集出荷団体
Ⅱ-1 全農県本部等旧第二種登録出荷業者・・・・・・・・・・・・・・9
Ⅱ-2 農業協同組合・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・11
Ⅲ 卸売業者等
Ⅲ-1 県内卸売業者及び主な集荷・販売業者・・・・・・・・・・・・・14
Ⅲ-2 県外卸売業者・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・17
Ⅳ 実需者
Ⅳ-1 量販店・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・19
Ⅳ-2 ホテル・旅館業者・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・20
Ⅳ-3 小売業者・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・21
Ⅳ-4 食品加工業者・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・22
有機栽培米・特別栽培米・エコ米に関する調査・・・・・・・・・・・・・・23
県産米の評価等
1 県産米の良い点(良評価)・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 26
2 県産米の悪い点(悪評価)・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 26
3 有機・特栽・エコ米に関する評価(良評価)・・・・・・・・・・・・・ 26
4 有機・特栽・エコ米に関する評価(悪評価)・・・・・・・・・・・・・ 27
5 有機・特栽・エコ米に係る今後の取扱い意向・・・・・・・・・・・・・27
6 県産米との競合産地品種・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・28
7 集荷・販売における県産米の区分・・・・・・・・・・・・・・・・・・31
8 仕入れの際に重視していること・・・・・・・・・・・・・・・・・・・31
9 生産における今後の意向・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・32
10 今後取扱いを拡大したい米・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・32
県への意見要望・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・33
県産米の主な流通経路・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・36

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-1-
調査方法等
1 調査目的
東日本大震災後、本県産米に対する風評が払拭されない状況が続いており、消費者や
実需者等のニーズを的確に把握し、戦略的な生産及び販売を展開していくことと併せて
風評払拭の取組を強化していく必要がある。
このため、近年多様化する県産米の流通状況をより明確にするとともに、県産米取扱
業者等の評価や要望等を把握することにより、今後の風評払拭及び戦略的な販売促進対
策を構築するための資料とする。
2 調査対象
平成24年産の本県産米(平成24年7月末日現在の状況)
3 調査実施期間
平成25年7月~平成26年2月
4 調査対象者
調査数
区 分
調査対象者
調査方法
内県外
大規模稲作経営体
Ⅰ 農業者
43 -
訪問による聞取調査
(概ね 10ha 以上)
旧第二種登録出荷業者
文書調査
Ⅱ 集出荷団体 (全農県本部等)
農業協同組合
17 -
文書調査
県内卸売業者及び
16 -
文書調査又は訪問による聞取調査
Ⅲ 卸売業者等 主な集荷・販売業者
県外卸売業者
訪問による聞取調査
量販店
訪問による聞取調査
小売業者
訪問による聞取調査
Ⅳ 実需者
旅館業者
訪問による聞取調査
食品加工業者
訪問による聞取調査
(飲食業・給食業・弁当製造業・醸造業)
104
◆方部別大規模稲作経営体調査箇所数
県北
県中
県南
会津
南会津
相双
いわき
21
43

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-2-
5 調査回答数(回答率)
区 分
調 査 対 象
調査数 回答数 回答率
Ⅰ 農業者
大規模稲作経営体
43
43
100%
旧第二種登録出荷業者
75%
Ⅱ 集出荷団体
農業協同組合
17
53%
県内卸売業者及び
Ⅲ 卸売業者等 主な集荷・販売業者
16
10
63%
県外卸売業者
100%
量販店
80%
Ⅳ 実需者
小売店
100%
旅館業者
100%
食品加工業者
86%
104
87
84%
6 調査項目
区分
主な調査項目
①地域別、業態別販売先
②独自による販売(品種、数量、販売地域、販売先等)
Ⅰ 農業者
③契約栽培に基づく生産(品種、数量、販売先等)
④福島県産米の生産に係る今後の意向
⑤県への要望等
①業態別仕入先(全農、農業協同組合を除く)
②地域別、業態別販売先(品種、数量、販売地域、販売先等)
Ⅱ 集出荷団体 ③有機・特栽・エコ米の取扱状況
④有機・特栽・エコ米に関する問題・問題点
⑤県への要望等
①業態別仕入先
②地域別、業態別販売先(品種、数量、販売地域、販売先等)
③有機・特栽・エコ米の取扱状況
④福島県産米の評価
Ⅲ 卸売業者等 ⑤福島県産米と競合していると考えられる他県産米
⑥有機・特栽・エコ米の取扱いに係る今後の意向
⑦有機・特栽・エコ米に関する課題・問題点
⑧仕入れの基準
⑨今後の福島県産米の取扱いに係る意向
⑩県への要望等
①業態別仕入先
②福島県産米の取扱い(品種、数量等)
③有機・特栽・エコ米の取扱状況
④福島県産米の評価
Ⅳ 実需者
⑤福島県産米と競合していると考えられる他県産米
⑥有機・特栽・エコ米の取扱いに係る今後の意向
⑦有機・特栽・エコ米に関する課題・問題点
⑧仕入れの基準
⑨今後の福島県産米の取扱いに係る意向
⑩県への要望等

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調査結果

Page 6
-3-
農業者・集出荷団体・卸売業者等に関する調査結果の概要
1 調査対象等
(1) 調査対象
「Ⅰ大規模稲作経営体」、「Ⅱ集出荷団体」、「Ⅲ卸売業者等」
(2) 回 答 数
69
2 調査結果
(1) 販売状況
ア 取扱品種
「コシヒカリ」69.8%、「ひとめぼれ」22.2%、「天のつぶ」1.3%、「その他」6.
7%となっている。
イ 販売先
(ア)業態別
「県外卸売業者」への販売が52.6%と最も多く、次いで「県内卸売業者」が
24.7%となっている。
表1 取扱品種【単位:玄米t・%】
品種
数量
(割合)
コシヒカリ
145,053
(69.8)
ひとめぼれ
46,119
(22.2)
天のつぶ
2,612
(1.3)
その他
13,948
(6.7)
207,732
(100)
コシヒカリ
69.8%
ひとめぼれ
22.2%
天のつぶ
1.3%
その他
6.7%
図1 取扱品種
表2 販売先(業態別)
【単位:玄米t・%】
県内
県外
県内
県外
県内
県外
県内
県外
県内
県外
数量
51,474
(24.7)
109,374
(52.6)
6,974
(3.4)
4,060
(2.0)
2,545
(1.2)
6,565
(3.2)
1,326
(0.6)
2,945
(1.4)
2,276
(1.1)
17,001
(8.2)
1,471
(0.7)
2,088
(1.0)
208,099
(100.0)
一 般
消費者
その他
(割合)
業態
卸売業者
小売店
量販店
外食産業
中食産業
卸売業者(県内)
24.7%
卸売業者(県外)
52.6%
小売店(県内)
3.4%
小売店(県外)
2.0%
量販店(県内)
1.2%
量販店(県外)
3.2%
外食産業(県内)
0.6%
外食産業(県外)
1.4%
中食産業(県内)
1.1%
中食産業(県外)
8.2%
一般消費者
0.7%
その他
1.0%
2 販売先(業態別)

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-4-
(イ)地域別
販売地域は、「関東」が46.0%と最も多く、次いで「県内」が33.2%と
なっている。
県内
33.2%
北海道
0.4%
東北
1.5%
関東
46.0%
北陸
3.8%
東海
1.4%
近畿
11.1%
中国・四国
0.5%
九州
0.5%
沖縄
1.7%
3 販売地域
表3 販売地域
【単位:玄米t・%】
地域
県内 北海道 東北
関東
北陸
東海
近畿 中国・四国
九州
沖縄
(割合)
数量
(割合)
70,800
(33.2)
830
(0.4)
3,245
(1.5)
97,864
(46.0)
8,062
(3.8)
2,946
(1.4)
23,560
(11.1)
1,009
(0.5)
1,100
(0.5)
3,541
(1.7)
212,957
(100.0)

Page 8
-5-
Ⅰ 農 業 者
1 品種別生産量
「コシヒカリ」49.2%、「ひとめぼれ」28.1%、「天のつぶ」6.6%、「そ
の他」16.1%となっている。
2 販売先
(1) 全体
「JA」への委託販売が55.2%と最も多く、次いで「独自販売」の23.1%、
「集荷業者」が21.7%となっている。
表4 生産量
【単位:玄米t・%】
地域
品種
コシヒカリ
191
327
128
841
22
203
47
1,759
(49.2)
ひとめぼれ
9
272
15
613
30
63
1
1,003
(28.1)
天のつぶ
7
130
17
33
47
234
(6.6)
その他
14
116
64
321
3
29
30
577
(16.1)
221
(6.2)
845
(23.6)
224
(6.3)
1,808
(50.6)
55
(1.5)
342
(9.6)
78
(2.2)
3,573
(100.0)
県北
県中
県南
会津 南会津 相双
(割合)
いわき
JA
55.2%
集荷業者
21.7%
独自販売
23.1%
5 販売先(全体)
表5 販売先
【単位:玄米t・%】
JA
集荷業者 独自販売
(割合)
数量
(割合)
1,973
(55.2)
774
(21.7)
826
(23.1)
3,573
(100.0)
コシヒカリ
49.2%
ひとめぼれ
28.1%
天のつぶ
6.6%
その他
16.1%
4 栽培品種

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-6-
(2) 独自に販売した米の販売先
ア 業態別
「一般消費者」への販売が28.5%と最も多く、次いで「その他」15.9%、
「県外小売店」が14.5%となっている。
イ 地域別
販売地域は、「県内」が51.1%と最も多く、次いで「関東」44.0%、「東
北」3.9%となっている。
表6 独自に販売した米の販売先(業態別)
【単位:玄米t・%】
県内
県外
県内
県外
県内
県外
県内
県外
県内
県外
数量
(割合)
119
(14.4)
8
(1.0)
33
(4.0)
120
(14.5)
6
(0.7)
0
(0.0)
51
(6.1)
74
(8.9)
15
(1.8)
34
(4.1)
235
(28.5)
131
(15.9)
826
(100.0)
(割合)
業態
卸売業者
小売店
量販店
外食産業
中食産業
一 般
消費者
その他
表7 独自に販売した米の販売地域
【単位:玄米t・%】
地域
県内
北海道
東北
関東
中部
近畿
中国
四国
九州
沖縄
(割合)
422
(51.1)
1
(0.1)
32
(3.9)
363
(44.0)
1
(0.1)
6
(0.7)
0
(0.0)
1
(0.1)
0
(0.0)
0
(0.0)
826
(100.0)
県内
51.1%
北海道
0.1%
東北
3.9%
関東
44.0%
中部
0.1%
近畿
0.7%
四国
0.1%
7 独自に販売した米の販売地域
卸売業者(県内)
14.4%
卸売業者(県外)
1.0%
小売店(県内)
4.0%
小売店(県外)
14.5%
量販店(県内)
0.7%
外食産業(県内)
6.1%
外食産業(県外)
9.0%
中食産業(県内)
1.8%
中食産業(県外)
4.1%
一般消費者
28.5%
その他
15.9%
6 独自に販売した米の販売先(業態別)

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-7-
2 契約栽培に基づき生産した米
(1) 契約栽培の割合
契約栽培に基づき生産された米は、全体の5.5%となっている。
(2) 栽培方法
「酒米」が48.7%を占めている。
(3) 品種
「コシヒカリ」が39.1%と最も多く、次いで「その他」14.7%、「五百万
石」13.6%となっている。
表8 契約栽培の割合 【単位:玄米t・%】
区分
数量
(割合)
契約栽培
197
(5.5)
契約栽培以外
3,376
(94.5)
(割合)
3,573
(100.0)
契約栽培
5.5%
契約栽培
以外
94.5%
8 契約栽培の割合
表9 契約栽培の栽培方法
【単位:玄米t・%】
区分
数量
(割合)
うるち(有機・特栽)
56
(28.5)
うるち(慣行栽培)
42
(21.3)
もち米
3
(1.5)
酒米
96
(48.7)
(割合)
197
(100.0)
表10 契約栽培の品種
【単位:玄米t・%】
品種
数量(割合)
コシヒカリ
77(39.1)
ひとめぼれ
7(3.7)
ミルキークイーン
20(10.1)
チヨニシキ
10(5.1)
五百万石
27(13.6)
夢の香
15(7.6)
美山錦
9(4.6)
こがねもち
3(1.5)
その他
29(14.7)
計(割合)
197(100.0)
コシヒカリ
39.1%
ひとめぼれ
3.7%
ミルキーク
イーン
10.1%
チヨニシキ
5.1%
五百万石
13.6%
夢の香
7.6%
美山錦
4.6%
こがねもち
1.5%
その他
14.7%
10 契約栽培の品種
うるち(有
機・特栽)
28.5%
うるち(慣
行栽培)
21.3%
もち米
1.5%
酒米
48.7%
9 契約栽培の栽培方法

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-8-
(4) 販売先
「県内卸売業者」が23.4%であり、「県外小売店」及び「一般消費者」が10.
7%となっている。
卸売業者
(県内)
23.4%
小売店(県内)
9.1%
小売店(県外)
10.7%
量販店(県内)
0.5%
量販店(県外)
3.0%
中食産業
(県内)
3.0%
一般消費者
10.7%
その他
39.6%
11 契約栽培による米の販売先
表11 契約栽培による米の販売先
【単位:玄米t・%】
県内
県外
県内
県外
県内
県外
県内
県外
県内
県外
数量
(割合)
46
(23.4)
0
(0.0)
18
(9.1)
21
(10.7)
1
(0.5)
6
(3.0)
0
(0.0)
0
(0.0)
6
(3.0)
0
(0.0)
21
(10.7)
78
(39.6)
197
(100.0)
業態
卸売業者
小売店
量販店
外食産業
一 般
消費者
その他
(割合)
中食産業

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-9-
Ⅱ 集出荷団体
Ⅱ-1 全農県本部等旧第二種登録出荷業者
1 取扱品種及び販売先
・ 取扱品種は、「会津コシヒカリ」が32.8%と最も多く、次いで「中通コシヒカ
リ」が30.8%となっている。
・ 販売先は、「県外卸売業者」が72.3%、「県内卸売業者」が24.6%となっ
ている。
表12 販売先
【単位:玄米t・%】
業態
品種
県内
県外
県内
県外
県内
県外
県内
県外
県内
県外
会津コシヒカリ
3,100
33,462
187
3
12
36,764
(32.8)
中通コシヒカリ
6,981
25,571
1,955
87
1
2
34,597
(30.8)
浜通コシヒカリ
4,184
3,269
369
7,822
(7.0)
ひとめぼれ
8,605
14,897
294
11
61
34
2
6
5
23,915
(21.3)
天のつぶ
1,152
611
10
1,773
(1.6)
その他
3,588
3,266
365
94
7,313
(6.5)
数量
(割合)
27,610
(24.6)
81,076
(72.3)
3,180
(2.8)
0
(0.0)
11
(0.0)
61
(0.1)
124
(0.1)
3
(0.0)
100
(0.1)
0
(0.0)
19
(0.0)
0
(0.0)
112,184
(100.0)
(割合)
卸売業者
小売店
量販店
外食産業
中食産業
一 般
消費者
その他
会津コシヒカリ
32.8%
中通コシヒカリ
30.8%
浜通コシヒカリ
7.0%
ひとめぼれ
21.3%
天のつぶ
1.6%
その他
6.5%
12 取扱品種
卸売業者(県
内)
24.6%
卸売業者
(県外)
72.3%
小売店(県内)
2.8%
量販店(県外)
0.1%
外食産業
(県内)
0.1%
中食産業
(県内)
0.1%
13 販売先(業態別)

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- 10 -
2 販売地域
「関東」が43.5%と最も多く、次いで「県内」が27.7%となっている。
表13 販売地域
【単位:玄米t・%】
主 食 用
酒 米
酒 米
加  工
水 稲
うるち米
(もと米)
(かけ米)
原材料用
もち米
421
0
0
0
30
451
(0.4)
青森
0
0
0
0
0
0
岩手
0
0
0
0
0
0
宮城
119
0
0
0
0
119
秋田
0
0
0
0
0
0
山形
12
0
0
0
0
12
東北計(福島除く)
131
0
0
0
0
131
(0.1)
茨城
64
0
0
3
0
67
栃木
103
0
0
0
6
109
群馬
42
0
0
0
0
42
埼玉
1,706
0
0
0
0
1,706
千葉
48
0
0
0
0
48
東京
46,097
0
0
0
25
46,122
神奈川
588
0
3
0
0
591
山梨
72
0
0
0
0
72
長野
0
0
0
0
0
0
静岡
96
0
0
0
0
96
関東計
48,816
0
3
3
31
48,853
(43.5)
新潟
1,025
0
0
6,124
36
7,185
富山
0
0
0
0
0
0
石川
0
0
0
0
0
0
福井
12
0
0
0
0
12
北陸計
1,037
0
0
6,124
36
7,197
(6.4)
岐阜
0
0
0
0
0
0
愛知
1,249
0
0
0
0
1,249
三重
0
0
0
0
0
0
東海計
1,249
0
0
0
0
1,249
(1.1)
滋賀
0
0
0
0
0
0
京都
192
0
0
0
0
192
大阪
2,741
0
0
0
0
2,741
兵庫
15,081
0
0
1
0
15,082
奈良
0
0
0
0
0
0
和歌山
1,264
0
0
0
0
1,264
近畿計
19,278
0
0
1
0
19,279
(17.2)
鳥取
0
0
0
0
0
0
島根
0
0
0
0
0
0
岡山
0
0
0
0
0
0
広島
1
0
0
0
0
1
山口
1
0
0
0
0
1
徳島
14
0
0
0
0
14
香川
0
0
0
0
0
0
愛媛
0
0
0
0
0
0
高知
0
0
0
0
0
0
中国・四国計
16
0
0
0
0
16
(0.0)
福岡
628
0
0
0
0
628
佐賀
0
0
0
0
0
0
長崎
36
0
0
0
0
36
熊本
0
0
0
0
0
0
大分
0
0
0
0
0
0
宮崎
0
0
0
0
0
0
鹿児島
0
0
0
0
0
0
九州計
664
0
0
0
0
664
(0.6)
沖縄
3,300
0
0
0
0
3,300
(2.9)
74,912
0
3
6,128
97
81,140
(72.3)
28,494
797
553
544
656
31,044
(27.7)
103,406
(92.2)
797
(0.7)
556
(0.5)
6,672
(5.9)
753
(0.7)
112,184
(100.0)
 
 
都道府県名
(割合)
北海道
県外計
県 内
数量
(割合)
 
 
 

Page 14
- 11 -
Ⅱ-2 農業協同組合
1 取扱品種及び販売先
(1) 全体
取扱品種は、「コシヒカリ」が72.7%、「ひとめぼれ」が21.9%、「天のつ
ぶ」が2.5%となっている。
販売先は、「全農」への販売委託が58.0%、「独自販売」は42.0%となっ
ている。
コシヒカ
72.7%
ひとめぼ
21.9%
天のつ
2.5%
その他
2.9%
14 取扱品種
販売委
58.0%
独自販
42.0%
15 販売委託と独自販売の割合
表14 販売の状況
販売先
品種
コシヒカリ
34,322
21,852
56,174
(72.7)
ひとめぼれ
7,856
9,103
16,959
(21.9)
天のつぶ
1,719
191
1,910
(2.5)
その他
909
1,336
2,245
(2.9)
数量
(割合)
44,806
(58.0)
32,482
(42.0)
77,288
(100.0)
販売委託
独自販売
(割合)
【単位:玄米t・%】

Page 15
- 12 -
(2) 独自に販売した米の販売先
ア 業態別
業態別では、「県内卸売業者」が66.4%と最も多く、次いで「県外卸売業者」
が30.9%と、卸売業者への販売が全体の約97%を占める。
表15 独自に販売した米の販売先(業態別)
【単位:玄米t・%】
県内
県外
県内
県外
県内
県外
県内
県外
県内
県外
数量
(割合)
21,561
(66.4)
10,023
(30.9)
0
(0.0)
451
(1.4)
0
(0.0)
0
(0.0)
9
(0.0)
33
(0.1)
0
(0.0)
0
(0.0)
180
(0.6)
225
(0.7)
32,482
(100.0)
業態
量販店
外食産業
中食産業
一 般
消費者
その他
卸売業者
小売店
卸売業者(県内)
66.4%
卸売業者(県外)
30.9%
小売店(県外)
1.4%
外食産業(県内)
0.0%
外食産業(県外)
0.1%
一般消費者
0.6%
その他
0.7%
16 独自に販売した米の販売先(業態別)

Page 16
- 13 -
イ 地域別
「県内」が72.0%と最も多く、次いで「関東」が18.8%となっている。
※調査対象者の集計都合によりP12-表15の数値と一致しない。
表16 販売地域
【単位:玄米t・%】
主 食 用
酒 米
酒 米
加  工
水 稲
うるち米
(もと米)
(かけ米)
原材料用
もち米
0
0
0
0
0
0
(0.0)
青森
0
0
0
0
0
0
岩手
0
0
0
0
0
0
宮城
1,200
0
0
0
0
1,200
秋田
0
0
0
0
0
0
山形
248
0
0
0
0
248
東北計(福島除く)
1,448
0
0
0
0
1,448
(3.9)
茨城
37
0
0
0
0
37
栃木
11
0
0
0
0
11
群馬
0
0
0
0
0
0
埼玉
498
0
0
0
16
514
千葉
0
0
0
0
0
0
東京
5,719
0
0
0
9
5,728
神奈川
85
0
0
0
0
85
山梨
321
0
0
0
1
322
長野
0
0
0
0
0
0
静岡
222
0
0
0
0
222
関東計
6,893
0
0
0
26
6,919
(18.8)
新潟
60
0
0
0
0
60
富山
0
0
0
0
0
0
石川
0
0
0
0
0
0
福井
0
0
0
0
0
0
北陸計
60
0
0
0
0
60
(0.2)
岐阜
0
0
0
0
0
0
愛知
1,495
0
0
0
0
1,495
三重
0
0
0
0
0
0
東海計
1,495
0
0
0
0
1,495
(4.1)
滋賀
0
0
0
0
0
0
京都
0
0
0
0
0
0
大阪
12
0
0
0
0
12
兵庫
120
0
0
0
0
120
奈良
0
0
0
0
0
0
和歌山
0
0
0
0
0
0
近畿計
132
0
0
0
0
132
(0.4)
鳥取
0
0
0
0
0
0
島根
0
0
0
0
0
0
岡山
0
0
0
0
0
0
広島
0
0
0
0
0
0
山口
0
0
0
0
0
0
徳島
0
0
0
0
0
0
香川
0
0
0
0
0
0
愛媛
0
0
0
0
0
0
高知
0
0
0
0
0
0
中国・四国計
0
0
0
0
0
0
福岡
0
0
0
0
0
0
佐賀
0
0
0
0
0
0
長崎
0
0
0
0
0
0
熊本
0
0
0
0
0
0
大分
0
0
0
0
0
0
宮崎
0
0
0
0
0
0
鹿児島
0
0
0
0
0
0
九州計
0
0
0
0
0
0
沖縄
228
0
0
0
0
228
(0.6)
10,256
0
0
0
26
10,282
(28.0)
24,656
9
140
0
1,697
26,502
(72.0)
34,912
9
140
0
1,723
36,784
(100.0)
(割合)
北海道
 
 
県外計
県 内
数量
(割合)
 
 
 
都道府県名

Page 17
- 14 -
Ⅲ 卸売業者等
Ⅲ-1 県内卸売業者及び主な集荷・販売業者
1 仕入状況
・業態別仕入先は、「生産者」が48.6%、「全農・JA 以外の集荷業者」が41.7
%となっている。
・品種別では、「中通コシヒカリ」が45.5%、「ひとめぼれ」が28.6%となっ
ている。
全農
0.3%
JA
8.7%
全農・JA以
外の集荷業
41.7%
農業法人
0.7%
生産者
48.6%
17 仕入先(業態別)
会津コシヒカリ
11.8%
中通コシヒカリ
45.5%
浜通コシヒカリ
3.7%
ひとめぼれ
28.6%
天のつぶ
0.6%
その他
9.8%
18 取扱品種
表17 仕入先
【単位:玄米t・%】
業態
品種
会津コシヒカリ
15
904
694
1,613
(11.8)
中通コシヒカリ
912
2,776
101
2,450
6,239
(45.5)
浜通コシヒカリ
513
513
(3.7)
ひとめぼれ
12
260
1,663
1,986
3,921
(28.6)
天のつぶ
24
17
48
89
(0.6)
その他
3
362
976
1,341
(9.8)
数量
(割合)
36
(0.3)
1,190
(8.7)
5,722
(41.7)
101
(0.7)
6,667
(48.6)
0
13,716
(100)
全農
JA
全農・JA以
外の集荷業
農業法人 生産者 その他
(割合)

Page 18
- 15 -
2 販売状況
(1) 販売先
「県外卸売業者」が30.7%、「県内小売店」が26.8%となっている。
表18 販売先(業態別)
【単位:玄米t・%】
県内
県外
県内
県外
県内
県外
県内
県外
県内
県外
1,405
(13.2)
767
(7.2)
9
(0.1)
74
(0.7)
10,666
(100)
数量
(割合)
25
(0.2)
3,271
(30.7)
2,861
(26.8)
199
(1.9)
1,122
(10.5)
5
(0.0)
647
(6.1)
281
(2.6)
卸売業者
小売店
量販店
外食産業
中食産業
一般
消費者
その他
業態
数量
(割合)
卸売業者(県内)
0.2%
卸売業者(県外)
30.7%
小売店(県内)
26.8%
小売店(県外)
1.9%
量販店(県内)
10.5%
量販店
(県外)
0.0%
外食産業(県内)
6.1%
外食産業(県外)
2.6%
中食産業(県内)
13.2%
中食産業(県外)
7.2%
一般消費者
0.1%
その他
0.7%
19 販売先(業態別)

Page 19
- 16 -
(2) 販売地域
「県内」が58.2%、次いで「関東」が27.3%となっている。
※調査対象者の集計都合によりP16-表18の数値と一致しない。
表19 販売地域
【単位:玄米t・%】
主 食 用
酒 米
酒 米
加  工
水 稲
うるち米
(もと米)
(かけ米)
原材料用
もち米
0
0
0
0
0
0
(0.0)
青森
0
0
0
0
0
0
岩手
0
0
0
0
0
0
宮城
521
0
0
0
0
521
秋田
0
0
0
0
0
0
山形
114
0
0
0
0
114
東北計(福島除く)
635
0
0
0
0
635
(5.9)
茨城
3
0
0
0
0
3
栃木
780
0
0
0
0
780
群馬
0
0
0
0
0
0
埼玉
57
0
0
0
0
57
千葉
12
0
0
0
0
12
東京
1,777
0
0
0
31
1,808
神奈川
282
0
0
0
12
294
山梨
0
0
0
0
0
0
長野
0
0
0
0
0
0
静岡
0
0
0
0
0
0
関東計
2,911
0
0
0
43
2,954
(27.3)
新潟
5
0
0
0
0
5
富山
0
0
0
0
0
0
石川
0
0
0
0
0
0
福井
226
0
0
0
0
226
北陸計
231
0
0
0
0
231
(2.1)
岐阜
0
0
0
0
0
0
愛知
0
0
0
0
0
0
三重
159
0
0
0
0
159
東海計
159
0
0
0
0
159
(1.5)
滋賀
0
0
0
0
0
0
京都
0
0
0
0
0
0
大阪
540
0
0
0
0
540
兵庫
0
0
0
0
0
0
奈良
0
0
0
0
0
0
和歌山
0
0
0
0
0
0
近畿計
540
0
0
0
0
540
(5.0)
鳥取
0
0
0
0
0
0
島根
0
0
0
0
0
0
岡山
0
0
0
0
0
0
広島
0
0
0
0
0
0
山口
0
0
0
0
0
0
徳島
0
0
0
0
0
0
香川
0
0
0
0
0
0
愛媛
0
0
0
0
0
0
高知
0
0
0
0
0
0
中国・四国計
0
0
0
0
0
0
(0.0)
福岡
0
0
0
0
0
0
佐賀
0
0
0
0
0
0
長崎
0
0
0
0
0
0
熊本
0
0
0
0
0
0
大分
0
0
0
0
0
0
宮崎
0
0
0
0
0
0
鹿児島
0
0
0
0
0
0
九州計
0
0
0
0
0
0
(0.0)
沖縄
0
0
0
0
0
0
(0.0)
4,476
0
0
0
43
4,519
(41.8)
6,184
0
63
0
53
6,300
(58.2)
10,660
(98.5)
0
63
(0.6)
0
96
(0.9)
10,819
(100)
 
 
 
 
県外計
県 内
数量
(割合)
都道府県名
(割合)
北海道
 

Page 20
- 17 -
Ⅲ-2 県外卸売業者
1 仕入状況
・仕入先は、「全農」が62.4%、「JA」が16.0%となっている。
・品種別では、「中通コシヒカリ」が37.6%、「会津コシヒカリ」が28.8%と
なっている。
表20 仕入先
【単位:玄米t・%】
業態
品種
会津コシヒカリ
10,453
812
720
1,361
13,346
(28.8)
中通コシヒカリ
9,512
3,523
1,884
2,521
17,440
(37.6)
浜通コシヒカリ
3,780
384
4,164
(9.0)
ひとめぼれ
3,330
1,948
1,200
1,043
7,521
(16.2)
天のつぶ
350
113
50
46
559
(1.2)
その他
1,509
1,017
265
539
3,330
(7.2)
数量
(割合)
28,934
(62.4)
7,413
(16.0)
4,119
(8.9)
5,894
(12.7)
46,360
(100)
全農
JA
全農、JA以
外の集荷業
その他
(割合)
全農
62.4%
JA
16.0%
全農、JA以
外の集荷
業者
8.9%
その他
12.7%
20 仕入先(業態別)
会津コシヒカ
28.8%
中通コシヒカ
37.6%
浜通コシヒカ
9.0%
ひとめぼれ
16.2%
天のつぶ
1.2%
その他
7.2%
21 取扱品種

Page 21
- 18 -
2 販売状況
(1) 販売先
「県外中食産業」が36.5%、「県外卸売業者」が27.7%となっている。
(2) 販売地域
販売地域は、「関東」が76.8%、次いで「東北」が10.7%となっている。
※調査対象者の集計都合により表21及び表22の数値は一致しない。
表21 販売先(業態別)
【単位:玄米t・%】
県内
県外
県内
県外
県内
県外
県内
県外
県内
県外
数量
(割合)
1,246
(2.8)
12,304
(27.7)
500
(1.1)
1,856
(4.2)
1,312
(3.0)
6,430
(14.5)
200
(0.5)
2,001
(4.5)
700
(1.6)
16,200
(36.5)
40
(0.1)
1,597
(3.6)
44,386
(100)
卸売業者
小売店
量販店
外食産業
中食産業
一般
消費者
その他
(割合)
業態
卸売業者(県内)
2.8%
卸売業者(県外)
27.7%
小売店(県内)
1.1%
小売店(県外)
4.2%
量販店(県内)
3.0%
量販店(県外)
14.5%
外食産業(県内)
0.5%
外食産業(県外)
4.5%
中食産業(県内)
1.6%
中食産業(県外)
36.5%
一般消費者
0.1%
その他
3.6%
22 販売先(業態別)
表22 販売地域
【単位:玄米t・%】
地域
北海道
東北
関東
中部
近畿 中国・四国
九州
数量
(割合)
376
(0.9)
4,701
(10.7)
33,718
(76.8)
533
(1.2)
3,484
(7.9)
923
(2.1)
163
(0.4)
43,898
(100)
北海道
0.9%
東北
10.7%
関東
76.8%
中部
1.2%
近畿
7.9%
中国・四国
2.1%
九州
0.4%
23 販売地域

Page 22
- 19 -
Ⅳ 実 需 者
Ⅳ-1 量販店
1 取扱状況
(1) 取扱品種
「ひとめぼれ」が42.0%、「コシヒカリ」が41.9%となっている。
(2) 仕入先
全て、卸売業者からの仕入となっている。
表23 取扱品種
【単位:玄米t・%】
品種
数量
(割合)
コシヒカリ
1,870
(41.9)
ひとめぼれ
1,873
(42.0)
天のつぶ
262
(5.9)
その他
454
(10.2)
(割合)
4,459
(100)
コシヒカリ
41.9%
ひとめぼれ
42.0%
天のつぶ
5.9%
その他
10.2%
24 取扱品種
表24 仕入先
【単位:玄米t・%】
業態
卸売業者
JA
全農・JA以
外の集荷業
数量
(割合)
4,459
(100)
4,459
(100)
卸売業
者, 100%
25 仕入先

Page 23
- 20 -
Ⅳ-2 ホテル・旅館業者
1 取扱状況
(1) 取扱品種
「コシヒカリ」95.8%、「ひとめぼれ」4.2%となっている。
(2) 仕入先
「卸売業者」が45.8%と最も多く、「その他」が29.2%となっている。
表25 取扱品種
【単位:玄米t・%】
品種
数量
(割合)
コシヒカリ
69
(95.8)
ひとめぼれ
3
(4.2)
(割合)
72
(100)
コシヒカリ
95.8%
ひとめぼれ
4.2%
26 取扱品種
表26 仕入先
【単位:玄米t・%】
業態
卸売業者 生産者 その他
数量
(割合)
33
(45.8)
18
(25.0)
21
(29.2)
72
(100)
卸売業者
45.8%
生産者
25.0%
その他
29.2%
27 仕入先(業態別)

Page 24
- 21 -
Ⅳ-3 小売業者
1 取扱状況
(1) 取扱品種
「コシヒカリ」48.5%、「ひとめぼれ」38.0%となっている。
(2) 仕入先
「卸売業者」が34.4%、「JA 以外の集荷業者」が29.5%となっている。
表27 取扱品種 【単位:玄米t・%】
品種
数量
(割合)
コシヒカリ
296
(48.5)
ひとめぼれ
232
(38.0)
その他
82
(13.4)
(割合)
610
コシヒカリ
48.5%
ひとめぼれ
38.0%
その他
13.4%
28 取扱品種
表28 仕入先
【単位:玄米t・%】
業態
卸売業者
JA
JA以外の
集荷業者
生産者
(割合)
数量
(割合)
210
(34.4)
100
(16.4)
180
(29.5)
120
(19.7)
610
(100)
卸売業者
34.4%
JA
16.4%
JA以外の集
荷業者
29.5%
生産者
19.7%
29 仕入先(業態別)

Page 25
- 22 -
Ⅳ-4 食品加工業者
1 取扱状況
(1) 取扱品種
「夢の香」37.2%、「ひとめぼれ」29.3%となっている。
(2) 仕入先
「全農・JA」37.2%、その他「36.7%」となっている。
表29 取扱品種
【単位:玄米t・%】
品種
数量
(割合)
コシヒカリ
540
(18.4)
ひとめぼれ
861
(29.3)
五百川
31
(1.1)
チヨニシキ
279
(9.5)
五百万石
115
(3.9)
夢の香
1,093
(37.2)
その他
20
(0.7)
(割合)
2,939
(100)
コシヒカリ
18.4%
ひとめぼれ
29.3%
五百川
1.1%
チヨニシキ
9.5%
五百万石
3.9%
夢の香
37.2%
その他
0.7%
30 取扱品種
卸売業者
24.9%
全農・JA
37.2%
全農・JA以外
の集荷業者
1.1%
その他
36.7%
31 仕入先(業態別)
表30 仕入先
【単位:玄米t・%】
業態
卸売業者
全農・
JA
全農・JA以
外の集荷
業者
生産者 その他
数量
(割合)
732
(24.9)
1,094
(37.2)
33
(1.1)
0
(0.0)
1,080
(36.7)
2,939
(100)

Page 26
- 23 -
有機・特栽・エコ米に関する調査結果
1 調査対象者等
(1) 調査対象
「Ⅲ卸売業者等」、「Ⅳ実需者」
(2) 回答数
11
2 調査結果
(1) 有機栽培米
・販売地域は、「県内」35.7%、「近畿」35.7%となっている。
・販売先は、「小売・量販店」71.4%、「米穀卸」21.4%となっている。
・販売価格は3割高~4割高との回答であった。
表31 販売地域
【単位:玄米t・%】
地域
県内
北海道
東北(福島
県を除く)
関東
北陸
東海
近畿
中国
・四国
九州
沖縄
その他
(割合)
数量
(割合)
5
(35.7)
-
-
4
(28.6)
-
-
5
(35.7)
-
-
-
-
14
(100)
表32 販売先
【単位:玄米t・%】
業態 米穀卸 外食産業 中食産業
小売
・量販店
消費者 その他
(割合)
数量
(割合)
3
(21.4)
-
-
10
(71.4)
1
(7.1)
-
14
(100)
表33 一般米との価格の比較
比較
同等
1割高
2割高
3割高
4割高
5割高 5割高以上
割合
1
1
県内
35.7%
関東
28.6%
近畿
35.7%
32 販売地域
米穀卸
21.4%
小売・量
71.4%
消費者
7.1%
33 販売先

Page 27
- 24 -
(2) 特別栽培米
・販売地域は、「関東」が81.8%、「県内」12.4%となっている。
・販売先は、「小売・量販店」が30.5%、「米穀卸」が26.1%、「その他」が
34.1%となっている。
・販売価格は、同等・1割高との回答が多かった。
表34 販売地域
【単位:玄米t・%】
地域
県内
北海道
東北(福島
県を除く)
関東
北陸
東海
近畿
中国
・四国
九州
沖縄
その他
数量
(割合)
数量
(割合)
151
(12.4)
-
13
(1.1)
996
(81.8)
-
1
(0.1)
50
(4.1)
6
(0.5)
1
(0.1)
-
-
1,218
(100)
表35 販売先
【単位:玄米t・%】
業態 米穀卸 外食産業 中食産業
小売
・量販店
消費者 その他
数量
(割合)
数量
(割合)
318
(26.1)
1
(0.1)
-
371
(30.5)
113
(9.3)
415
(34.1)
1,218
(100)
表36 一般米との価格の比較
比較
同等
1割高
2割高
3割高
4割高
5割高 5割高以上
割合
4
4
1
県内
12.4%
東北
1.1%
関東
81.8%
東海
0.1%
近畿
4.1%
中国・四
0.5%
九州
0.1%
34 販売地域
米穀卸
26.1%
外食産
0.1%
小売・量
販店
30.5%
消費者
9.3%
その他
34.1%
35 販売先

Page 28
- 25 -
(3) エコ米
・販売地域は、「関東」が77.2%、「近畿」が12.1%となっている。
・販売先は、「小売・量販店」が71.3%となっている。
・販売価格は、慣行栽培と同等との回答であった。
表37 販売地域
【単位:玄米t・%】
地域
県内
北海道
東北
関東
北陸
東海
近畿
中国
・四国
九州
沖縄
その他
数量
(割合)
数量
(割合)
153
(10.7)
-
-
1,099
(77.2)
-
-
172
(12.1)
-
-
-
-
1,424
(100)
表38 販売先
【単位:玄米t・%】
業態
米穀卸 外食産業 中食産業
小売
・量販店
消費者 その他
(割合)
数量
(割合)
-
101
(7.1)
8
(0.6)
1,016
(71.3)
49
(3.4)
250
(17.6)
1,424
(100)
表39 一般米との価格の比較
比較
同等
1割高
2割高
3割高
4割高
5割高 5割高以上
割合
5
県内
10.7%
関東
77.2%
近畿
12.1%
36 販売地域
外食産
7.1%
中食産
0.6%
小売・量
71.3%
消費者
3.4%
その他
17.6%
37 販売先

Page 29
26
1 県産米の良い点(良評価)
  「食味がよい」が最も多く、次いで「品質がよい」であった。
業態
①品質がよい ②食味がよい
③価格が安定
している
④収量が安定
している
⑤「安全・安心」
である
⑥その他
県内卸売業者等
4
5
2
4
県外卸売業者等
2
4
1
量販店
1
旅館業者
5
5
4
3
3
小売業者
1
2
2
実需者
2
3
1
2
3
14
20
7
6
9
3
※上記「⑥その他」に係る主な意見
 ・契約栽培が可能である。
 ・供給が安定している。
 ・地産地消のため
2 県産米の悪い点(悪評価)
  「ブランド力不足」が最も多く、次いで「その他」であり「その他」の主な意見として風評関係が多い。
業態
①品質にバラ
ツキ
②食味にバラ
ツキ
③価格差が生
じる
④収量が不安
定である
⑤ブランド力不
足(PR不足)
⑥その他
県内卸売業者等
3
1
2
6
5
県外卸売業者等
1
1
1
3
量販店
1
1
旅館業者等
2
1
1
小売業者
1
1
2
1
実需者
2
1
2
2
6
4
6
1
12
12
※上記「⑥その他」に係る主な意見
 ・原発事故の風評被害がある
 ・風評被害によりブランド力が失われた。
 ・原発事故により低価格米のみが求められている。
 ・短所ではないが放射性物質の問題がネック
 ・福島ブランド品種の醸成ができにくい。
 ・24年産に関しては品質が悪かった。
3 有機栽培米・特別栽培米・エコ米に関する評価(良評価)
  「食味がよい」との回答があった。
【有機栽培米・特別栽培米・エコ米】
業態
①品質がよい ②食味がよい
③価格が高い
だけの価値が
ある
④要望がある
⑤「安全・安心」
である
⑥その他
県内卸売業者等
県外卸売業者
量販店
1
旅館業者
小売業者
実需者
0
1
0
0
0
0
※主な意見の内容
 ・扱い量が少なく、競合品もなく評価は難しいが、食味評価は高い。
県産米の評価等に関する調査結果
【単位:回答数】(複数回答)
【単位:回答数】(複数回答)
【単位:回答数】(複数回答)

Page 30
27
4 有機栽培米・特別栽培米・エコ米に関する評価(悪評価)
  「価格の割に価値がない」、「わかりにくい」とする回答が多かった。
【有機栽培米・特別栽培米・エコ米】
業態
①品質が劣る ②食味が劣る
③価格の割に
価値がない
④要望が少な
⑤わかりにくい ⑥その他
県内卸売業者等
4
県外卸売業者
2
量販店
1
旅館業者
1
小売業者
1
実需者
1
0
0
2
1
2
5
※主な意見の内容
 ・一般米との食味の差がみられず、価格だけ高いものは敬遠される。
 ・販売面で一般米との価格差が無く、生産する意欲がうすれている。
 ・原発事故により消費者離れが多く発生し、依然として増加する見込み無し。生産量の調整が必要。
 ・風評被害により販売不振
 ・生協等を除き、一般消費者に特別栽培米等の価格見合いのメリットを与えていない。
  加算金額の高い商材の扱いは年々厳しくなっている。
 ・加算金が重荷。他県産に比べ高い設定となっている。
 ・エコ米について、存在と差別化の理解が伝わりきれていない。
 ・有機栽培米等は非常に評判が良かったが、それらの米を食する客は健康について敏感なので
福島県産のそれは販売が非常に苦しくなっている。
 ・流通量が少なくアピールが少ない。どこで手に入るかわからない。
 ・福島県の特栽米の引き合いが皆無に近い。県全体の特栽米に対する方向付けの見直しを求める
5 有機栽培米・特別栽培米・エコ米に係る今後の取扱い意向
  有機栽培米、特別栽培米及びエコ米ともに「現状維持」との回答が多かった。
【有機栽培米】
業態
①増加させた
②どちらかとい
えば増加させ
たい
③減少させた
④どちらかとい
えば減少させ
たい
⑤現状維持
⑥その他
県内卸売業者等
1
県外卸売業者
1
2
量販店
1
旅館業者
1
小売業者
実需者
1
2
0
2
0
1
5
1
※上記「⑥その他」に係る主な意見
 ・栽培実績がよくわからない。
【特別栽培米】
業態
①増加させた
②どちらかとい
えば増加させ
たい
③減少させた
④どちらかとい
えば減少させ
たい
⑤現状維持
⑥その他
県内卸売業者等
1
1
3
県外卸売業者
1
1
1
量販店
1
旅館業者
1
小売業者
1
実需者
1
2
2
2
0
2
7
1
※上記「⑥その他」に係る主な意見
 ・福島産では評価ができない。
【単位:回答数】(複数回答)
【単位:回答数】(複数回答)
【単位:回答数】(複数回答)

Page 31
28
【エコ米】
業態
①増加させた
②どちらかとい
えば増加させ
たい
③減少させた
④どちらかとい
えば減少させ
たい
⑤現状維持
⑥その他
県内卸売業者等
2
県外卸売業者
1
2
量販店
1
旅館業者
1
小売業者
1
実需者
1
2
0
2
0
1
8
0
6 県産米との競合産地品種
  (県産米と競合していると考えられる他県の産地品種)
  ・会津コシヒカリは、「北陸産コシヒカリ」と競合しており、「新潟県産」、「富山県産」と同等との回答
   が多かった。
  ・中通コシヒカリは、「関東産コシヒカリ」と競合しており、「栃木県産」と同等との回答が多かった。
  ・浜通コシヒカリは、中通産コシヒカリと同様に「関東産コシヒカリ」と競合しており、「茨城県産」と
   同等との回答が多かった。
  ・ひとめぼれは、「東北産ひとめぼれ」と競合しており、「宮城県産」と同等との回答が多かった。
  ・天のつぶは、「東北産ひとめぼれ」と競合しており、「宮城県産」と同等との回答が多かった。
【会津コシヒカリ】
関東
北陸
東北
その他
新潟県
富山県・福井県
茨城県・千葉県
富山県
石川県
新潟県
新潟県
新潟県
秋田県
新潟県
山形県
5
17
2
0
地域
産地
銘柄
業態
県内卸売業者等
県外卸売業者
量販店
旅館業者
コシヒカリ
コシヒカリ
コシヒカリ
コシヒカリ
コシヒカリ
あきたこまち
コシヒカリ
2
2
小売業者
3
2
2
実需者
1
1
2
3
6
【単位:回答数】(複数回答)
【単位:回答数】(複数回答)

Page 32
29
【中通コシヒカリ】
関東
北陸
東北
その他
栃木県
茨城県
茨城県
千葉県
栃木県
茨城県
栃木県
千葉県
茨城県
栃木県
山形県
新潟県
栃木県
茨城県
13
1
1
1
【浜通コシヒカリ】
関東
北陸
東北
その他
栃木県
茨城県
千葉県
茨城県
栃木県
千葉県
茨城県
栃木県
茨城県
宮城県
茨城県
栃木県
9
0
0
2
県内卸売業者等
コシヒカリ
4
地域
産地
銘柄
業態
実需者
コシヒカリ
2
1
県外卸売業者
コシヒカリ
量販店
コシヒカリ
旅館業者
コシヒカリ
1
4
業態
地域
産地
銘柄
1
コシヒカリ
コシヒカリ
コシヒカリ
2
2
1
1
1
1
小売業者
1
1
3
県内卸売業者等
県外卸売業者
量販店
旅館業者
小売業者
実需者
1
【単位:回答数】(複数回答)
【単位:回答数】(複数回答)
コシヒカリ
コシヒカリ
コシヒカリ
はえぬき

Page 33
30
【ひとめぼれ】
関東
北陸
東北
その他
岩手県
宮城県
茨城・栃木
岩手県
宮城県
岩手県
宮城県
宮城県
宮城県
山形県
宮城県
4
0
14
1
【天のつぶ】
関東
北陸
東北
その他
栃木県
茨城県
栃木県
岩手県
宮城県
山形県
山形県
宮城県
4
0
6
3
業態
地域
産地
銘柄
県内卸売業者等
ひとめぼれ
4
5
県外卸売業者
ひとめぼれ
量販店
ひとめぼれ
旅館業者
ひとめぼれ
1
3
2
1
量販店
ひとめぼれ
3
1
小売業者
ひとめぼれ
実需者
ひとめぼれ
業態
地域
産地
銘柄
県内卸売業者等
県外卸売業者
2
雑銘柄
つや姫
ひとめぼれ
栃木あさひの夢
2
1
1
1
1
旅館業者
小売業者
つや姫
実需者
ひとめぼれ
2
2
【単位:回答数】(複数回答)
【単位:回答数】(複数回答)

Page 34
31
7 集荷・販売における県産米の区分
  (同一品種に関する集荷・販売の区分)
  「会津・中通・浜通の3地域に区分」して集荷・販売しているとの回答が多かった。
【単位:回答数】(複数回答)
業態
①福島県産米
として一括りに
している
②会津・中通・
浜通の3地域に
区分している
③会津・中通・
浜通から、平
坦・山沿い・山
間高冷地域な
どの地帯別に
区分している
④市町村やJA
単位で区分し
ている
⑤その他
県内卸売業者等
4
1
2
3
県外卸売業者
3
2
0
7
1
4
3
8 仕入れの際に重視していること
  「食味」を重視しているとの回答が最も多く、次いで「価格」となっている。
業態
①食味
②価格
③品質
④安全性
⑤知名度
⑥その他
県内卸売業者等
2
4
4
1
県外卸売業者
1
2
2
1
量販店
1
旅館業者
5
3
2
3
小売業者
3
1
1
実需者
1
2
3
1
13
12
11
5
1
1
※ 主なコメント
 ・農産物検査と相場価格が前提としてあるので残りは食味となる。
 ・本来なら品質・食味のところ、一般消費者も含め価格がポイントになってきた感じがする。
 ・安定的に販売するため、高品質での均一化が不可欠
 ・クレーム防止が重要
 ・原発事故による風評被害により全国一安い米となってしまった福島米を販売して行くには、
  現在のところ価格を一番重視しなければならない。
 ・価格競争では大手にかなわないため、食味の良さで差別化
 ・食味の良さと一年を通しての安定供給・品質の管理
 ・地産地消の観点から食味と価格を考慮して会津コシヒカリを選択してきた。
 ・風評被害のため不安感のあるお客様に納得していただけるようにする必要がある。
 ・一定の品質の米を使用することにより、炊飯効率と味を安定化させることができる。
 ・冷めてからの食味を重視している。
※ 上記「⑥その他」に係る主な意見
 ・毎年価格環境が変わっても、実需者があるので数量の確保が優先。
【単位:回答数】(複数回答)

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9 生産における今後の意向(農業者)
 (1)生産面
   「現状維持」とする回答が多かった。
 ※上記「⑧その他」に係る主な意見
  ・規模拡大により雇用(研修生)が考えられるが、できれば即戦力の人材がほしい。
   機械メーカーなどと協力して、高度な技術を取得できる研修ができればよい。
  ・面積を拡大したいが不安もある。レストラン等経営の多角化も検討
  ・集積を図り、規模拡大をしていきたい。
  ・規模拡大、コスト削減。品種は酒造用米の新品種を導入し増やす。
  ・備蓄米での取組を増やしたい。
  ・稲作部門の経営縮小を予定。
  ・農地の面的集約を図りたい。
  ・TPPや減反廃止など農業政策の先が見えず、どのようにしたらよいかわからない。
  ・業務用の値頃感のある米を作っていきたい。
 (2)流通面
「直接販売(独自販売)」を拡大したいとの回答が多かった。
 ※上記「⑧その他」に係る主な意見
 ・商系業者との取引増
 ・籾貯蔵による独自販売、ペットボトルによる販売などに取り組みたい。
10 今後、取扱いを拡大したい米
   「安価な米」が最も多く、次いで「検査米」との回答が多かった。
 ※上記⑬「その他」に係る主な意見
 ・安全性が高く、ある程度価格が安価なもの。
  ・圃場の条件が悪く、作業効率が上がらないため面積拡大が困難。反収増加により所得向上を目指す。
  ・GAPに取り組むことで安全・安心にしっかり取り組んでいることを消費者に正確に伝えていきたい
【単位:回答数】(複数回答)
有機栽培の拡大 特別栽培の拡大
エコ米
エコファーマーの
認証
直播による栽培 加工用米の作付 新規需要米の作付
現状維持
その他
2
1
8
11
【単位:回答数】(複数回答)
全農・JAへの
出荷
直接販売
(独自販売)
量販店・小売
店への出荷
中・外食産業
への出荷
輸出
インターネット
を利用した販
現状維持
その他
2
5
1
4
2
業態
①有機
栽培米
②特別
栽培米
③エコ米 ④慣行栽培 ⑤検査米 ⑥未検査米 ⑦単品種 ⑧ブレンド米
⑨高価な米 ⑩安価な米
⑪トレサに対
応した米
⑫新形質米 ⑬その他
県内卸売業者等
1
4
4
7
1
1
県外卸売業者
3
1
1
2
1
量販店
1
旅館業者
小売業者
2
2
1
2
2
1
実需者
1
1
2
1
3
1
1
1
2
0
3
9
0
3
5
3
14
3
1
3
【単位:回答数】(複数回答)

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【主な意見・要望】
①・④ PRの強化・風評払拭の取組
 ・福島県産米は全量全袋検査により国内唯一「安全安心」な米である。様々な方法により
  もっとPR願いたい。(県内卸売業者)
 ・安心・安全をもっと発信してほしい。(県内卸売業者)
 ・福島県産米は全量全袋検査体制で安全が確認できた米のみを販売して、消費者は安心して
  購入する。再度、福島の米は安心・安全であると情報発信してもらいたい。(量販店)
 ・PRをもっとうまくやってほしい。良いものを作ってもPRが下手ではダメだ。(農業者)
 ・首都圏では本県の全量全袋検査の取り組みに関する認知度が低いようである。
  もっと広く懸命にPRして風評被害が軽減されるようにしてほしい。(農業者)
 ・安全と安心は別で、安心と感じる個人差は大きい。目に見える形で示してほしい。(小売業者)
 ・全量全袋検査等安全・安心のPRを卸売業者だけではなく消費者に直接届くような方法を
  地道に展開してほしい。(県内卸売業者)
 ・食味はおいしいので、風評の払拭のため安全性のPRを継続して行ってほしい。全袋検査の
取組など、消費者へ向けて理解の促進に何年掛けても取り組んでもらいたい。(県外卸売業者)
 ・県内のPRを強化してほしい。(量販店)
 ・首都圏のスーパー等には、福島県産米が流通していない現状をふまえ風評の
対策にあたってほしい。(小売業者)
 ・他県に比べ、福島県は宣伝の仕方が上手くないように感じる。(旅館業者)
 ・中通産米の汚染に対する不安感を一掃できるようPRを継続してほしい。(実需者)
 ・PRが下手である。(旅館業者)
 ・天のつぶのPRにもっとお金をかけてほしい。(農業者)
 ・アンテナショップの出店場所をもっと良い場所にしてほしい。(農業者)
 ・県産米の評価が震災前に戻るように取り組んでほしい。(農業者)
 ・風評は続いており、戸別に販売する場合でも相場に合わせるのでなかなか値段を
上げられない。このまま、米が余ってくると、真っ先に福島米の値段が下がるので
その対策をしてもらいたい。(農業者)
 ・現状では、同価格では他県産のお米を買いたい(取りそろえたい)という要望が強い。
風評に係る問合せは減っているが、一方で好んで購入する方が減ってしまった。
(県外卸売業者)
県への意見要望
PRの強
ブランド
力強化
消費拡大
に関する
事業展開
風評払拭
の取組
品種開発
(オリジナ
ル品種の
開発)
生産体制
と産地の
育成・強
担い手の
育成・確
生産・流
通に関す
る情報提
販路開
拓・販売
対策に関
する支援
生産・流
通経費節
減と効率
補助事業
(政策)
の充実
農業者
3
7
7
2
6
8
全農福島等
旧第二種登録出荷業者
1
農業協同組合
1
1
県内卸売業者等
3
1
県外卸売業者
1
1
量販店
1
1
1
2
旅館業者等
1
小売業者
1
1
実需者
2
1
1
1
4
6
1
1
14
9
0
0
1
2
1
7
17
その他
業態
【単位:回答数】(複数回答)
生産・流通面
消費宣伝・PR

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 ・原発事故以来、関東方面の一般消費者の購入が減少し、なかなか回復せず風評被害
は大きい。事故処理が完全に終わっていないなか、時間的間隔を置いて原発や周辺
環境の安全性が話題となる事柄が報道される。これが消費者に再度不安を持たせる
ことになり、風評被害につながっている。これらに対する県の積極的な取組をしてほしい。
(農業者)
②・⑤ ブランド力の強化・品種開発(オリジナル品種の開発)
 ・優れた品種の育成とブランド化を望む。(農業者)
 ・他産地との比較がされやすい「コシヒカリ」、「ひとめぼれ」に次ぐ品種開発を進めてもらいたい
(「天のつぶ」は難しい感じがする)。合わせて産地育成による食味日本一など、産地のブラン
ド化も必要。(量販店)
 ・現在、手塩に掛けて栽培しても放射能問題で打ち消されてしまう。原発事故以降、福島県産
米は一般業務用米として多くが使用されており、ブランドが失われたと思う。(県内卸売業者)
 ・福島県オリジナルブランド米をもっとPRしてブランドを確立する必要がある。(小売業者)
 ・北海道産「ゆめぴりか」が人気であり、震災後中通り産は売れず。会津産が売れている。県
産米の取扱量は震災前90%→震災後80%。ブランド化するために産地ごと(地域ごと)に
  売り出してはどうか。(量販店)
 ・新しいブランド米を作るなら「コシヒカリ」レベルまできっちりブランド化して立ち上げて
ほしい。(実需者)
 ・収量が獲れることが売りの品種ではなく、手を掛けて良食味になるような品種を開発して
スーパーブランド化してほしい。(農業者)
 ・コシヒカリを上回る良食味品種の開発。(農業者)
 ・コシヒカリを超える福島県独自の品種育成をお願いしたい。(農業者)
 ・需要にあった独自品種を作ってほしい。(農業者)
 ・酒米は早生で鳥害が多いので、遅い品種を育成してほしい。(農業者)
③ 消費拡大に関する事業展開
 ・米そのものの消費拡大(量販店)
⑥ 生産体制と産地の育成・強化
 ・県産酒米が不足している。きちんと作付調整し管理してほしい。(実需者)
 ・新しいブランド米を開発していくのも良いが、従来からある安定した品質の米を長く続けて
  作っていくことが大事(実需者)
 ・酒米を加工用米と同じ区分に含め助成支援できれば、栽培者も増加する。(農業者)
⑦ 担い手の育成・確保
   なし
⑧ 生産・流通に関する情報の提供
 ・天のつぶの県外流通については、使用している飲食店を県のホームページで紹介する
などバックアップしてはどうか。(農業者)
⑨ 販路開拓・販売対策に関する支援
 ・米の販売が厳しい状況にあるので、福島米の販売促進に力を入れてほしい。(農業者)
 ・天のつぶについて、多肥に走り、食味を下げる事になっているのではないか。用途を
  分けて販売していくべきと考える。(農業者)
 ・県産米の販路を広げてほしい。(農業者)
⑩ 生産・流通経費節減と効率化
 ・流通の簡素化が必要。(実需者)
 ・水稲直播栽培でも移植並みにとれる技術がほしい。(農業者)
⑪ 補助事業(政策)の充実
 ・補助金制度等情報提供やわかりやすい案内がほしい。(旅館業者)
 ・県産米を使用している場合の補助制度を作ってほしい。(実需者)
 ・補助事業が使いづらいのでハードルを下げてほしい。品目ごとに活用可能な事業を
整理して示してほしい。(農業者)
 ・関連事業などの情報をパソコンを持っている人等は知っているが、その他の人には
なかなか伝わらないため平等ではない。(農業者)

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 ・フレコン出荷に係る施設整備を支援する事業を充実してほしい。(農業者)
 ・6次化関係の支援事業の申請から実際に動けるまで時間がかかる。(農業者)
 ・様々な支援事業の情報が送られてくるとよい。(農業者)
 ・政策や事業などの情報を早く知りたい。(農業者)
 ・戸別補償で有機栽培に対する加算をしてほしい。中山間直接支払制度の充実を
はかってほしい。(農業者)
⑫ その他
 ・会津の生産者は食味重視の方が多いが、反収・収益を考えると、「天のつぶ」のような
多収品種がもっと会津でも作付があれば良い。販売業者も安価な米を望んでいる。
(県内卸売業者)
 ・地産地消の推進が重要。県内の生産実態、各地域の作付、特徴、取組などの状況を
教えてほしい。(量販店)
 ・美味しくて低価格の米も需要が高まっている。北海道産の支持は年々高まってきている
これにどう太刀打ちするかも急務。(量販店)
 ・価格・品質の安定に努めてほしい。(実需者)
 ・価格安定を望む。品質にバラツキがあるようだ。(実需者)
 ・検査体制がしっかり整い、検査していて安全であることは理解できるが安心感がない。
(実需者)
 ・酒米が不足し価格が高騰しており厳しい状況。酒米を加工用米の区分に入れてもら
えると安定供給できるのではないか。(実需者)
 ・天のつぶのカメムシ被害は、面積が増えるほど経営的ダメージが大きい。(農業者)
 ・天のつぶについて、川上から川下まで一体的になって推進しないと広まらない。(農業者)
 ・天のつぶの作付面積、流通量を増加させ、注目される品種になってほしい。(農業者)
 ・独自販売分の全量全袋検査が大きな負担。(農業者)
 ・転作がどうなるか不安がある。(農業者)

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※ 数値は、平成24年産のもの
注:「農産物流通課」調べ
県 産 米 の 主 な 流 通 経 路 図   
(出荷団体)
平成25年7月末日現在
民 間
流通米
【推計】
324,400t
(88%)
JA
JA以外の
集荷を
行う業者
JA全農
福島
97,000t
(26%)
全集連
【推計】
16,900t
県 内
卸売業者
県 内
小売店・
量販店・
中食・外
食事業者
政府米
54t(0.01%)
検査米
254,000t
(78%)
未検査米
【推計】
70,400t
(22
%)
県 外
卸売業者
県 外
小売店・
量販店・
中食・外
食事業者
2割
8割
3割
5割
県 外
消費者
県 内
消費者
自家消費・無償譲渡
【推計】
44,300t(12%)
独自販売
独自販売
生産者
生産量
368,700t
(100%)
1割
3割
3割
6割
1割
販売委託
販売委託
多様なルート(主に県外)
多様なルート(主に県内)