でんきやかん

富山県の群発地震はダム地震の兆候

2016年10月15日

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地震活動は9月12日以降にはさらに活発化し、地震の総数はすでに400回を超えた。発生回数は19日までの1週間で200回以上が起きた。そのうえ、地震の規模が徐々に大きくなっているのが不気味である。
 富山県はもともと地震が少ない県だ。過去に県内で震度6以上を観測したのは、400人以上の死者を生んだ1858(安政2)年の「飛越地震」までさかのぼる。それだけに、この群発地震は地元の不安をかき立てている。
 地震が起きた場所は富山県の山中で、関西電力の黒部ダム(黒四ダム)から北に8キロほど離れた狭い地域に集中している。震源の深さはごく浅い。
 黒部ダムは1963年に完成した。堰堤の高さが186 メートルある日本でもっとも高いダムで、ダムで作られた人造湖、黒部湖の総貯水量は約2億トンにもなる。
 この黒部ダムは深い山中にあり、大変な難工事の末に作られた。作業員は延べ1,000万人を超え、工事期間中の殉職者は171人にも達した。総工費は建設当時の費用で513億円。これは当時の関西電力資本金の5倍だった。
 今回の富山県の群発地震は活火山、弥陀ケ原(みだがはら)からも遠くない場所でもある。震源は弥陀ヶ原から北東に約10キロしか離れていない。

 弥陀ケ原の別名は立山火山という。ここは気象庁の「噴火予報」の対象になっている活火山だ。
さて、この群発地震がどう推移するのか、ダム地震なのか、火山性地震なのかダム地震であれば黒部ダム崩壊が起きる。
大量の水の重さによる地殻の歪みが起きているのだ。地震の震源がダムの底になるとどうなるのか?
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