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着眼大局・着手小局
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技術開発ニュース No.86/2000-9
2
題記のような言葉があります。浅学のため出所は知
りませんが、私の好きな言葉であり、座右の銘にして
おります。
辞典を引くと、着眼大局とは「大局に目をつけ戦略
を練ること。局とは広く情勢(局面・時局)をさす」
とあります。
戦略思考のプロセスは、軍隊も企業も勝負事も、基
本は同じ。大局をよく見て戦略をたてないと、局地戦
で勝っても戦争には負ける。
戦略は大所高所から。戦術は戦略を実現するため小
局に即して堅実に進めることが肝心。しかし戦略こそ
が第一で、戦略上のミスは戦術ではカバーできない。
つまり、戦術(小局)はやり直しがきくが、戦略(大
局)のやり直しはきかない、というような主旨です。
さて、技術開発における着眼大局は、なんだろうか。
私は、それは「夢を持つ」ことだと思います。将来は
こういうふうになったらいいナとか、こういうものが
あったらいいナ、ということを、まず自分自身が持つ
ことが大切です。
私が入社した頃の火力発電プラントの熱効率は、最
高で39%くらいでした。当時の関係者は皆、なんとか
棄てる熱は半分以下にしたい、つまりプラントの熱効
率が50%を越えることが夢だったわけです。そして約
40年後の現在、1500℃級のガスタービンを使ったコン
バインドサイクルプラントにより、それが現実のもの
となりました。
先日何かの雑誌の記事で、「最近の子供は未来に夢
を描けなくなってしまっている。21世紀の未来図を募
集したら、地上はすべて汚染されてしまい、人間が住
む所がなくなっている絵を描いてきた」と嘆いており
ましたが、本当にそうなら、これは由々しきことで、
技術立国を目指す日本の将来のためにも、ぜひ今の子
供には、大きな明るい夢を持ってもらいたいし、また
我々大人も、人生に対して再度夢を持つことが大切で
はないでしょうか。
日常の仕事の上でも、大きな、そして適確な目標を
持ち、それに向けてやれることから着実に、堅実に実
施していくことが重要ですが、昨今のようにめまぐる
しく変化する世の中にあっては、着眼大局にも、着手
小局にもスピードがことのほか重要になってきており
ます。計画段階での判断、決断のスピード、実施段階
でのスピード、この両方のスピードが、すなわち自由
化社会での競争力といっても過言ではありません。ス
ピード感あふれた着眼大局・着手小局を心がけたいも
のです。
ところで、我々ミドル、シニア世代の最大の関心事
は健康のことだと思いますが、健康における着眼大
局・着手小局は何でしょうか。
私は着眼大局は「120歳まで生きる」ことだと考え
ています。
人間をふくめた哺乳類は、大人になった年齢の5∼6
倍は生きられるのだそうです。では人間は何歳で大人
になるかですが、それは顎、歯の完成度によって決め
られ、24歳といわれています。したがって24歳×5
倍=120歳まで生きられるということになります。
では何故現実として、なかなか120歳まで生きられ
ないかですが、癌、心臓病、脳溢血、脳硬塞等いわゆ
る成人病がそれを邪魔しているわけで、これら成人病
をなんとか排除すればよいということになります。
話が少し、くどくなりましたが、着眼大局を「120
歳まで生きる」と定めてみると、私などはまだ人生半
ば、もう一度大きな夢を持って、やってやろうという
意欲が沸々と湧いてきます。では、着手小局は何か、
ということですが、次の3点を実践しております。
第1は、よく噛む。(心臓病予防、脳の血液の流れを
よくする)第2は、よく笑う。(癌予防)第3は、大股
で、よく歩く。(血行促進)
以上3点はすべての人に適切だと思いますが、あと2
点ほど、それぞれ独自で付け加えていただきたい。こ
れらを着実に実施すれば、目標は達成できるはずです
が、残念なことに私自身がまだ最終的に確認しており
ません。
今後上記を実施され、目標を達成された方は、ぜひ
御一報ください。
着眼大局・着手小局
室木 勝彌
常務取締役
Dr. Terumasa Kato
Director General
Nagoya Municipal
Industrial Research Institute
Katsuya Muroki
Managing Director
No.86-P1∼P17 00.9.8 1:55 PM ページ 2