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腸内フローラ最前線|森下仁丹株式会社

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腸内フローラ最前線

腸内フローラ最前線 “茶色い宝石”が教えてくれる 流せばただの排泄物も、分析・解析で情報の宝庫に

排泄物も分析・解析すれば"茶色い宝石"

私たちがほぼ毎日、トイレで排泄している便。“実”の部分の三分の一は、おなかの中にいた腸内細菌、残りが食物繊維をはじめとする食べ物の未消化物などです。流してしまえばただの排泄物ですが、分析・解析すれば、おなかの中にどんな菌がいてどういう物質を作り、どのようなことが起きているかを教えてくれる情報の宝庫。腸内環境は人によってそれぞれ違いますから、便を調べるとその人その人の複雑な腸の状態が見えてくるのです。

排泄物も分析・解析すれば"茶色い宝石"

腸内細菌がつくり出す代謝物質は、宿主に良い影響を与えてくれるものも、そうでないものもあります。例えば、便中に良い物質が多く含まれていたら、それを排泄したヒトの体は健康であると考えられますし、もし逆だったらあまりよくない状態かもしれないということがわかってくる。こうしたことを教えてくれる便に敬意を表して、私は便を“茶色い宝石”と呼んでいます。

腸内で何が起きているのか、それを便が教えてくれる!

研究が進む中で、腸内フローラの乱れが体調に影響を与えることがわかってきました。そこをうまく改善していけば、体調の変化に早い段階で気づき、対策をうてる状況がつくれるのではないかと考えています。
例えば、血液検査で、数値に異常があった場合、それは病気とは言えないまでも、すでに体の中の恒常性が崩れていることを意味します。しかし、便の分析で腸内環境に何かが起きていることがわかったとしたら、それは東洋医学で言う未病に近い状態と考えられます。
未病の状態で、自分に合う、健康になるための情報やアドバイスを手に入れることができたら、健康状態に戻れる可能性があると考えています。あなたのおなかにはどの食べ物やサプリメントが合っているとか、腸内フローラの改善のために食習慣をこう変えましょうとか。それらを、しっかりとした科学的根拠とともに提供し、健康づくりのお手伝いができればと考えています。

便から健康な社会を生み出す「便チャー」企業

腸内環境が私たちの体調に大きく関与することが次々にわかってきている今、われわれが研究してきた成果を科学的根拠をもとに提供し、社会に還元したいと思うようになりました。そこで、たくさんの便の分析・解析を行ってデータの蓄積を進めています。その技術は、わずか0.01gの便から数百種類の代謝物質の情報を分析するメタボロミクス。そして、腸内細菌の遺伝子を網羅的に調べるメタゲノミクス。それら二つを融合させた「メタボロゲノミクス®」という最先端技術を使って、腸内フローラの改善に向けた幅広い研究はもちろん、腸内環境が私たちの体に与える影響の解明なども進めています。
株式会社メタジェンは、便を分析・解析して健康状態を評価できる世界屈指の「便チャー」企業、と自負しています。誰もが自分の最も良い状態の腸内環境を知り、それを維持していくことができれば、健康な社会を生み出せると信じています。

注目を集める新しい試み「便移植」

良好な腸内フローラを持つ人の便を移植して、腸内環境を改善していくという新しい試みです。2013年米国で、抗生物質が効きにくい腸管感染症患者に便移植が行われました。その結果、抗生物質による治療効果が26人中7人だったのに対し、便移植では16人中15人が、短期間で症状が大きく改善されたと報告されました。

注目を集める新しい試み「便移植」

メタジェンと森下仁丹の取り組み森下仁丹は、福田真嗣先生が代表取締役を務める「腸内環境をデザインする」をコンセプトにした株式会社メタジェンの最先端技術「メタボロゲノミクス®」を用いて、生きたまま腸に届いたビフィズス菌が、ヒトの腸内環境に与える影響について、その詳細を明らかにする初の共同研究をスタートしました。
将来的には、個人それぞれの腸内フローラに合わせて最適とされるビフィズス菌や乳酸菌、あるいは腸内フローラを改善する有用素材(プレバイオティクスなど)を組み合わせ配合した「オーダーメイドプロバイオティクス」の提供を目指します。