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素人によるスズメバチ退治 ※真似しないほうがいいです - 録画人間の末路 -
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素人によるスズメバチ退治 ※真似しないほうがいいです

先日書いて、いまだいろいろ意見をいただく、我が家の軒下にスズメバチが巣を作った事件。わたしが業者へ駆除を申し込もうとすると、それを面倒がって「命令だ!」と言ってやめさせる我が父。意見は真っ二つに分かれてしまいました。そこにやってきました大工さん。専門業者の代わりにその人に相談する父。すると「なんだ、あんな小さな巣なら薬巻くだけで退治できますよ。俺が買ってきますよ」と言って帰っていきました。あくまで「薬を買ってくる」と言っただけで「退治してくれる」と言ったわけではないので、結局業者代をケチる自己満足のためにわたしが危険にさらされながら薬をまくしかないのだろうか? とイヤな覚悟をしていたのですが、その大工さん「オレやったことありますからやりますよ」と自ら退治を買って出ました。窓から近いため、窓の隙間から殺虫剤を噴霧すれば大丈夫、とのこと。念のため、わたしもハエタタキを両手に構えて待機します。気休めにしかなりませんが。

持ってきた殺虫剤は、ハチ用という強力なものではありましたがちょっとした薬局で売っている市販のもの。ミツバチやアシナガバチならともかくスズメバチ相手にこんなものが通用するんかいな? とちょっと不安。ちなみに巣は発見当時はグレープフルーツくらいの大きさでしたが、数日ですでに一回り以上大きくなり、目の前でハタラキバチがせっせと巣の拡張に努めています。そのハチごと3m程度離れた位置から殺虫剤を噴射! 強力な圧力でハチが巻き込まれ、逃げていきます。そのまま連続噴射。スズメバチ唯一の弱点、それは独特の形状の巣にあります。対他生物には強固な防御力を誇るツボのような形状の巣ですが、出入口が一つしかないため、そこに連続して圧力の強い殺虫剤を撃ち込まれるとハチは攻撃してくることすらできないのです。そこを利用して攻撃攻撃攻撃。これが「攻撃は最大の防御」ってやつでしょうか? 違うかも知れませんが。

新品の缶入り殺虫剤がほとんど空になるほど打ち込み、巣からは薬がポタポタと垂れるほどです。しばらく様子を見ていると・・・ついにスズメバチが飛び出してきました。こちらを攻撃してくる余裕もなさそうで、最初の一匹はそのまま下へ落下してあたりを転がりまくり、次に飛び出してきたものはどこかへ飛び去っていきます。最初に逃げたハチを含めて五匹、六匹・・・。ここで止まりました。思ったよりハチの数は少ないみたいです。本当に初期の段階だったようです。大工さんは念には念を入れて残りの殺虫剤を巣にぶち込んだ後、棒でつついて下に落としてしまいました。巣は壊れ、中身が飛び出します。外見はミツバチなどと大きくことなるスズメバチの巣ですが中身はやっぱりハチ。外装をとればふつうに蜂の巣と聞いて連想するハニカムドームの集まりです。中にはもちろん幼虫やさなぎが数十匹分ギッシリ!!! 念のため写真を撮っておきましたが、多分気持ち悪がられるので公開はやめておきます(^^;)


幼虫もさなぎも死んでいると思いますが、まとめて袋に放り込んで燃えるゴミ扱いにします。なんか商売のお守りに使う習慣もあるみたいですが、そこまで大きくないし、なにより壊しちゃいましたし。これで大工さんは帰っていきましたが、周りはさっき逃げていったハチが2匹ほどうろついています。あれだけ殺虫剤を食らって平気なやつがいるとは。そのうちの一匹が残った巣の残骸に張り付きました。そのハチは地面に落ちたものと比べると明らかに一回り大きく、いわゆる「女王バチ」の可能性が高いように思えます。他のハタラキバチとは生命力が違うのでしょうか? ほとんど弱った様子がありません。が、巣の残骸に張り付いたまま動かないのです。巣がなくなったことが分からず、途方に暮れているのでしょうか? ですが、観察しているとしばらく張り付いていたと思ったら数分ほどすると飛んでいきました。そしてまた数分後にやってきて張り付く・・・これを繰り返しています。まさか巣を再生しようとしているのでは? これは残った残骸も取ってしまい、同じ場所での巣の再建をあきらめさせるしかありません。いなくなった隙をつき、ヘバりついた残骸を落とそうとしますが、根本の軒下につながっている部分が恐ろしく固く、棒で叩いたくらいじゃビクともしません。まるで釘を打ってあるみたいです。木の棒では歯がたたないのでフック付の金属の棒を持ってきて、テコの原理を利用して無理やり剥がしました。ボロっと落ちた残骸の中から白いブヨブヨしたものがポロリ・・・幼虫と卵です! しかも幼虫は動いています! 残骸どころか巣はまだ残っていたのでした。なんという生命力・・・。改めてスズメバチの恐ろしさを感じました。ちなみに先の地面で暴れていたハチはすぐにでも死ぬかと思いきや、半日も尻尾と羽が動いている様子が見られました。本当にちょっとやそっとじゃスズメバチは死なないのです。ただ、同じく殺虫剤を受けたと思われるスズメバチが家の周りに二匹ほど死んでいるのが確認でき、女王バチ以外は全滅と見ていいでしょう。幼虫と卵にとどめをさして袋に放り込み、もはや染みのようなものが残るだけになった軒下。再び女王バチはやってきましたが、しばらく跡地にいたあと、飛び去ってすくなくとも今日は戻ってきませんでした。

女王バチを逃がした点で退治は大成功とは言えませんが、同じ場所に巣を再建することはできないように観察することはできます。素人作業ではありましたが一応成功と言えるでしょう。ただ、ウチの敷地の別の場所に新しい巣を作る可能性も十分あるので安心はできませんが。
正直今回どうにかなったのは早期発見とたまたまハチが攻撃に転じなかったこと、ようするに運が良かっただけです。スズメバチの生命力はすさまじく、肝心の女王バチは殺虫剤一缶の攻撃に耐えるほど強力で、退治することはできませんでした。後の危険排除まで考慮に入れるのならやはり業者にまとめて処理してもらうしかないです。先に書いたように巣の接着部分は釘が打ってあるかと思うほど固いので、素人が取ろうとすると危険以外の何物でもないですから。

まぁそれでも一安心です。そして一言。やっぱりスズメバチ怖い。
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