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ぽっかぽか通信【バックナンバー】・ニュージーランドからのお便り-いい旅・夢Kiwi スカイキウィ
いい旅・夢Kiwi スカイキウィ
2004年
2月7日号
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ぽっかぽか通信
バックナンバー

8. タラナキ (1/2)



タラナキ山:Mt.Taranaki/Mt.Egmont
マオリ語では、Te Maunga o Taranaki (タラナキの山)。
Taraは山頂、nakiは草木の無い、といったような意味になります。
長い間、Mt.Egmont(エグモント山)と英語名で呼ばれてきましたが、地名を元のマオリ語に戻し、今ではタラナキ山が一般名となりました。しかし、エグモント山という呼び名もまだ使われています。
タラナキ山を含む国立公園は英語名で、エグモント国立公園と呼ばれています。

標高2,518m。北島ではトンガリロ国立公園のルアペフ山(Mt.Ruapehu)に次ぎ2番目に高い山です。
周囲に高い山は無く、円錐型にそびえる火山の様子が富士山に似ているとよく言われ、映画、「ラスト・サムライ」のロケ地にもなりました。

タラナキ地方の火山活動は170万年前に始まり、4つあった火山の内一番若いタラナキ山と南斜面の突出部、Fanthams Peak (1692m)が火山を一つに統合しました。北西の斜面、冒頭の写真の右手に見える山脈、Pouakai Range(1400m)は25万年前の活動で出来、12万年前にタラナキ山は今の姿に落ち着いたと推定されています。
そして、西暦1755年の噴火を最後に活動を休止しています

タラナキ山には悲しい歴史があります。といってもこれはマオリの伝説ですが・・・!
伝説によれば、タラナキは、東方向、北島のほぼ中心に位置するトンガリロ国立公園のルアペフと肩を並べていましたが、同じ国立公園内にあるピハンガ山(Pihanga)という女性を巡る戦いに敗れ、「太陽(ひ)の沈む西方に去っていった」と言われています。ピハンガを思い涙する日は、霧と雨のベールで山が覆われると言われ、いつの日かタラナキはピハンガの元に帰るために大きな戦いを挑む(大噴火する)と語り継がれています。
そのため、トンガリロとタラナキの間に住むことは賢明ではないとも言われています。
といっても、もともとこの間の地域には、広大なワンガヌイ国立公園が横たわり、道路整備もほとんどされていないうっそうとした場所で、とても人の住めるような場所ではありません!(もちろんそういう場所にわざわざ住んでる人もいます・・・)。


さて、このタラナキに向かったのは1月5日。ここロトルアから上図右手の赤線のルートで行きました。片道約300km。途中昼ごはんも含めて4時間ほどでタラナキ地方を代表する町、ニュープリマス(New Plymouth)に到着しました。
ロトルアを南西方向30号線沿いに進む道は交通量もほとんどない田舎道。道路はとても良く整備されていて、途中ワイカト川沿いに走るルートは静かで落ち着いた、まさに穴場的な眺め。
何度も止まって景色に浸りたいところでしたが、今回は忙しい日程のため仕方なくドライブスルー。
写真をご紹介できないのが残念です・・・。

30号線から3号線へと辿り、海岸線に向かってさらに南西へ。道路も山間の渓谷を上手に抜ける平坦な道筋。思ったよりも楽なドライブです。


海岸線に出たところでお昼ご飯。
海はもちろんタスマン海。このまま西へと進めばオーストラリア大陸の最南端。タスマニアの少し上(北)といった所です!

この場所からはるか彼方(南)にタラナキ山が見えました。写真で分かるでしょうか!?
正面前方に見えるはずのニュープリマスの町は、遠くかすんで、写真ではまったく分かりません。

ここから1時間ほど南に走って、ニュープリマスに到着。
町中に位置する高台、チャーチル・ハイツ(Churchill Heights)からあらためてタラナキを眺めます。


いつ良い場所に来ても混雑のないのがニュージーランドの良い所。空いてるベンチに座ってのんびりと。
なーんて、わざわざここでのんびりしなくても良い場所がたくさんあるのもニュージーランドです。

この後、上図左側の一番左端、ケープ・エグモント(エグモント岬)まで行ってきました。
地図をご覧になっても分かりますが、ここは最西端ではありません。でも、気分的には端っこだなぁという気持ちにさせられますね!

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