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映画「42」~ジャッキー・ロビンソンの物語~ - MAJIK MIRROR

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映画「42」~ジャッキー・ロビンソンの物語~

2013年04月04日00:04  映画



映画「42」に関する動画。ただし全編英語です。日本公開が近づけば、そのうち日本語版もできるでしょう)


この4月に、アメリカで「42」と言う映画が公開されます。

背番号42を背負って活躍した、現代メジャーリーグでの最初の黒人選手、ジャッキー・ロビンソンの生涯を描いた映画のようです。

この映画について、まだ日本語の情報がほとんどありません。

ですが下記リンク先には、半年前から記載があったようで驚きました。

EIGA-MOVIE.com「42 映画予告編」へのリンク

また、下記サイトには、今年の初夏に日本公開されると解釈される記載がありました。

今はほとんど記載がありませんが、公開が近付けば、情報が追記されるでしょう。

映画.com「42(原題)」へのリンク

まだ邦題は決まっていないようですが、筋に沿ったきちんとしたものになることを願っています。


予想だけで書きますが、私はこの映画は、大半が人種差別とジャッキー・ロビンソン、そして彼をメジャーに入れたGMで、「マハトマ」とも呼ばれたブランチ・リッキーのとの闘いを書いたものだと思っています。

多分私は、今のままで生きて行ったら、自分は死ぬまでアメリカでの人種差別の深刻さと根深さ、そしてその歴史的意義を知ることはないと思います。

私は歴史を勉強してきましたし、アメリカのスポーツをよく見ます。

だから、日本でしか暮らしてきてない人たちの中では、自分は人種差別についてはよく知っている方だと思います。

ですが、それでもまだ、実際のところを知っているとは言えないと思っています。


日本でも差別はあるようです。

ですが、アメリカの人種差別と日本のが違うのは、アメリカのには宗教的な背景もあるんじゃないか、と言うことです。

日本にある差別は、差別する側にも少しは後ろめたさを伴うものじゃないかと考えます。

ですが、アメリカの差別は、人種差別をすることは、神の意思である、と言う大義があるんじゃないかと思えるのです。

だから、アメリカでの人種差別は、日本の差別に比べて根深いものなんじゃないか、と考えるのです。


話しをジャッキー・ロビンソンの件に移しますが、ロビンソンは多くの人種差別的行為をたえ、メジャーリーグで成功をおさめます。

私はそのことは知っていました。

ところが今回、この記事を書くためにWikipediaでロビンソンのことを調べたら、意外なことが書いてありました。

「マイナーリーグ」と言う見出しのところに、こう言う記述があります。

「ロビンソンの評判を知ったリッキーはその確認に行き、現地で評判を調べた。耳にした批判は黒人への差別にはたちどころに抗議をすることだった。」

Wikipedia「ジャッキー・ロビンソン」へのリンク

つまり、当時のロビンソンは、人種差別には直ちに抗議する人物だったと言うことです。

驚きました。

私はずっと、ロビンソンは温厚な人物だったろうから、メジャーで成功できたんだろうと思いこんでましたから。

(それでも、ただの「温厚な人物」では、きっと成功はなかったでしょう)

悪く言えば「気が短い」と言うこともできるでしょうが、それを封印してメジャーで過ごしたとは…


映画全体の話しで言えば、日本ではロビンソンに比べてそれほど知られていなし、ブランチ・リッキーのことがクローズアップされていそうで楽しみです。

私はMLBの歴史で、彼の手腕を読んだことぐらいしかありませんから。

リッキーの役を演じるのは、ハリソン・フォードです。

この映画におけるリッキーの締める位置の大きさがわかります。


映画ではどう取り上げられるかわかりませんが、ロビンソンが所属していたニグロ・リーグ(「黒人リーグ」と邦訳されることもあります)と言うものも興味深いものです。

つい最近までMLBのホームラン記録を持っていたハンク・アーロンも、ニグロ・リーグの出身です。

ロイ・キャンパネラ、ウィリー・メイズもいました。

その実力は、当時白人だけのものだったメジャー・リーグにも匹敵するものだったようで、ニグロ・リーグと対戦した「火の球投手」と呼ばれ、剛速球で知られたボブ・フェラーが、ニグロ・リーグのリーロイ・サッチェル・ペイジ投手の速球を見て、

「自分の速球がチェンジアップにしか思えないほど速かった」

と言っているほどです。

そして「黒いベーブ・ルース」と呼ばれ、800本以上のホームラン(Wikipediaには962本の記述)を放ったと言われるジョシュ・ギブソンもいました。

このように、その記憶が冗談としか思えないほどすごい、多くのスター選手がニグロ・リーグにはいたのですが、結局最初にメジャーリーグから声がかかったのは、若いロビンソンでした。

ペイジもギブソンも、声をかけるには歳をとりすぎていたのです。

(この辺りの悲話は、コミック「栄光なき天才たち」の「サチェル・ペイジ」の章にあります)

ペイジは後に42歳でメジャーに入ることができましたが、ギブソンは悲惨でした。


このように、ジャッキー・ロビンソンの人生には、多くの興味深いことがあります。

この映画が、そのどれをどこまで描いたかはわかりませんが、すべてを詳細に描くのは無理でしょう。

この映画では描かれなかったことに、興味深いことがたくさんあると考えます。

もちろん私がしらないことも。

映画に描かれていることそのものを楽しむのはもちろんですが、その先に多くの疑問があることを前提に、それを見つけて、自分で調べるのも、またこの映画の楽しみ方だと思います。


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