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さて、今週号の「週刊文春」に、カー娘たちのイチゴもぐもぐ風景を枕に、「イチゴ種苗泥棒 韓国農家を直撃」として、日本イチゴの韓国による「窃盗行為」について特集があります。
「韓国のイチゴは甘い。日本のは酸っぱい」 北見のセカンド・鈴木夕湖選手
以下転載。
【「美味しそうに食べている姿は、イチゴの産地としては嬉しいものがありましたが、アスリートは食に気を使うので、日本から持っていったイチゴかなと思っていたのですが・・・・」
イチゴの名産地、栃木の農業関係者が残念がるのは、平昌五輪カーリング女子代表が”もぐもぐタイム”で、韓国産イチゴを頬張っていた一件だ。】
・・・・・転載ここまで
とびきりの笑顔と、獲得した銅メダルとにより風あたりは強くはないながら、カー娘たちの不見識をやんわりたしなめた形です。
当然だと思います。いっこうにご当人たちから反省の弁も、リーダーに拠るけじめとしての声明も出ないので、拙ブログでは複数回取り上げたのですが、あたかも彼女たちをやり玉に個人攻撃しているふうに捉える人たちが少数ながらいて、その粗雑な感性に驚いたのですが・・・
この人達には公費が投じられていて、名声もあり「準公人」です。その発言に対して負わねばならない責任は、一般人とは異なります。
韓国の人たちや在日が、鈴木夕湖選手の発言に乗じて「日本のイチゴは酸っぱくて食べられない。なぜ改良に努力しないのか」などと、日本のイチゴ農家を貶めています。
一連の記事のテーマは「無知の罪」ということでした。穏やかに書いたのでは拡散力が弱いので、敢えて週刊誌的見出しを用いたりもして、その部分へのご批判は甘んじて受けますが方法論としてのタイトルで、個人攻撃の意図はありません。
今回の”イチゴ事件”に託して、戦後72年間いかに日本人が無知による罪を冒してきたか、それは慰安婦問題、領土問題、日韓併合、竹島問題を含んでのことです。
上記はGHQ由来の日教組教育で致し方ない部分がまだしもありましたが、カー娘たちは「知らないから仕方ない」レベルではありません。
冒頭の農家の方の感想が端的で、アスリートなら食の安全に気を配るのは、国家から参加を補助されている以上、そして全農連のサポートがあるからには、義務ではないでしょうか。2つの点で彼女らは失格と言わざるを得ません。
１ 韓国の食の汚染ぶりは、もはや常識レベルのはず。
２ 選手村に関わって糞便由来のノロウィルスに拠る大量集団中毒は、報道されているので「知らなかった」ではすみません。うかつすぎて無責任です。
そして、決定的だったのが「韓国のイチゴは甘い。日本のは酸っぱい」発言。
報道媒体により「酸っぱい」という言葉はなく「他のは」や「他の国のは」になっていますが、
日本人である選手が「韓国以外の他の」と言えば、日本のイチゴのことですね。
他ならぬ全農連から補助を受けている身で、この発言はないだろう、謝罪声明が全農連に対しても、日本のイチゴ農家に対してもあるべき、という拙ブログの主張が過剰でしょうか？
ヤンキーのように床にべったり座り込んでの飲食への批判もありますが、それは気になる人ならない人双方でしょうから、そこだけを殊更あげつらっているわけでもありません。
以下は、日本のイチゴ種がいかに韓国に盗まれたかの経緯を書いた文春の記事の抄訳の如きものであり、この箇所まではカー娘が知らなかったとしても、それは仕方のないことです。
けれど、上記の部分については無知であることじたいが、日本人として恥ずかしいことであり、またその無知こそが戦後７２年間、日本を蝕んできたものです。
韓国に出回っているイチゴの、実に９０％が日本から盗んだイチゴ種によるものです。
輸出量は、２０１５年度で約４千トン。一方日本は、そのわずか八分の一なのです！！
韓国の”窃盗行為”により日本が失った輸出機会は金額にして「５年間で最大２２０億円に上る」（農林水産省）
韓国の冒した罪は「知的財産」の侵害です。
現在、韓国が一番儲けている「雪香（ソルヒャン）」は日本の「レッドパール」と「章姫」の交配によるもので、交配による新しい品種だから無問題だというのが、韓国側の呆れた言い分です。
盗んだ金と、盗んだ銀を混ぜて新たな金属を作ったのだから、何が問題だ、という言い分ですね。
そして盗まれた日本のイチゴ農家にとって踏んだり蹴ったりなのは、そうやって盗まれた日本のレッドパールが格安で日本に逆輸入され、さらに日本のイチゴ農家を圧迫したことです。
「章姫」も同じ、韓国で衛生面には杜撰な管理で日本に逆輸入され、本来の日本のイチゴ農家を圧迫したのでした。
抗議はしたのです、知的財産の無断使いへの改善要求も。しかしながら、韓国の農業新聞は、「日本側の過度の要求のため会議は決裂した」と、文字通り「盗っ人猛々しい」のです。
盗んだ男は名前まで解っていて、忠南農業技術員イチゴ試験場長の金テイル氏ですが、
「元々ある二つの品種を交配し、別の品種が生まれたら、それは新品種だ」と恥じるところがありません。
その「元々」が”盗品”なのに、というしごく当然の理屈が通じないのが韓国なのです。これぞ、韓国、まさしく。
イチゴのケースは「氷山の一角」（農水省）です。
福岡県が開発した世界で初めての種なし甘柿「秋王」の苗木１９本が盗まれたのが、１３年４月のこと。
盗まれたと同時期に、韓国でそれが出回った・・・・
赤文字の部分に、コメ欄で疑義が出たのでこちらの舌足らずもあったのでしょう。「文春」からそのくだりを、もうちょっと丁寧に抜書きします。
「苗が育って新品種として発表できるまで、三、四年かかるんですが、日本と韓国でほぼ同時期によく似た新品種が市場に出回るわけなんです。私ら韓国に行くと、『あれ、なんで日本の品種が韓国にあるの？』ってびっくりします。我々もプロなので、やっぱり味とか苗とかみれば、わかりますよね・・・・・」（秋王農家の一人）
イチゴのみならず韓国による日本の知的財産”窃盗”による、農業、水産業、工業技術、と全分野での累積損失は莫大です。
以上のごとき、韓国による日本毀損にカー娘たちが、結果としてであれ一部加担したのは事実です。
「けじめ」は必要なのではないですか？
国費と、本来農家の利益のための組織・全農連からの支援を背負っての平昌五輪参加だったのだから他のアスリートのうっかり発言とは、重みが違います。
日本人自身の無知による国家毀損という敗戦以来のゆるい姿勢をただす意味でも、ここは一言反省と謝罪の弁が
必要なのではないですか？ それを行ったからといって、カー娘の実績が消えるわけでもなく、
好感度が落ちるわけでもありません。「けじめ」をつければ、もっと人々の心が寄って行き、
今後の活動にもプラスになるでしょうが、黙ったきり無視したら「あの人達は・・・・・」と
思う人が相当数いて、彼女らが活動を続ける限りそう思われ続ける、ということです。
カー娘の失言を見逃すことは、今後も日本人が韓国による知的財産の”盗み”を許すことに他なりません。
祓え給い、清め給え、神(かむ)ながら守り給い、幸(さきわ)え給え
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