ブログネタ
スタジオジブリ作品 に参加中!

耳耳をすませば

トキメキ度 ★★★☆☆
甘酸っぱい度 ★★<(*/∀\*)キャー>★★★
もがき度 ★★★★☆

~内容~
雫は中学3年生。両親と大学生の姉とともに東京近郊の団地に住む、ごく普通の読書好きの女の子。ある日雫は、図書カードに『天沢聖司』の名前を見つける。自分と同じ本を何冊も借りている、まだ見ぬ相手に想いを馳せる雫の前に、何だか『ヤな奴』が姿を現すようになる。実はその少年が天沢聖司であることを知った雫は・・・。


アニメレビュー第一弾は、ジブリ作品『耳をすませば』。
さ、さっきテレビでやってたからとか、そんなんじゃないんだからネッ!

ジブリは大好きです。
テレビでこんだけ何度も何度も放映しているのに、つい見てしまうのは、もはや国家あげての洗脳ではないかと思ってしまうのですが。

で。この作品の初見の感想は。

「どうした、駿!?」

だったのでした、実は。(アナタ監督の何なの)

原作を連載当初から読んでおりまして。

耳コミック宮崎アニメといえば。
飛んだり、走ったり、叫んだり、変な生き物が出てきたり、と。
とにかく冒険活劇&ファンタジーの世界じゃないっすか。
それが何をどうして、こんな地味な、読書好きの少女が主人公なのかと、かなり不思議に思いました。
実際、原作というか、原案、に近い出来上がりでしたねぇ。
原作に出てきた、聖司の兄ちゃん好きだったなあ・・・。
猫も黒猫2匹でかっこよかったんだが。


CMでは、例のバロンと雫ちゃんが空飛んでいるシーンをこれでもか、と流していたので、「めっさファンタジーになるのかな?」と思いきや、飛んでるシーンは一瞬でしたねえ。

そんでもって、ラストの
「雫、大好きだあぁぁぁ!」
ジャンジャカジャカ~エンドロール~

結構びっくりしますた・・・『れ・・・恋愛!?』みたいな。

当時は、同時上映の『On Your Mark』の方が強烈で、しかもそれはなかなか形にならなかったので(今は、ジブリのショートショートというDVDに収録済)、『耳をすませば』はさほど私の中で上位にランクしてなかったのですが。

おん

これが『On Your Mark』

6分程度の短編で、台詞はなく、予告編のような感じ。
羽根の生えた少女を、チャゲアスに似た警官二人が、謎の組織から助け出し、空に返すというストーリー。

これもいずれレビューせなあかん。

 

年をとりますと・・・徐々に『耳をすませば』の良さが分かってきましてねぇ・・・。
今や台詞なんかソラで言えますから!(ジブリならほとんど言えるけど)

大学時代の友人の一人が、この作品が大好きで。
劇場で号泣したと言われました。その友人も、読書家で、自分で詩や物語を書いていたので、自分と重ねる部分もあったんだろうなあ・・・。

この作品は、何ていうか、普通のアクション風ジブリを望んでいる人には、物足りないかもしれませんが。
目標や夢を見つけ出そうと苦しんだり、もがいている人たちにとっては、凄く心に染み入る物語なんだろうなあ、と気づきました。

あと、あれですよ、何てゆーか、初恋のモジモジ感!!!
久々に見て、結構悶えました・・・(*ノ∀ノ)イヤン
雫が、自分の可愛くない所が猫のムーンに似てる、と言った時の聖司の
「ムーンがお前と?全然似てないYO!!」
ってのがね~!もうね~!!
「っっきゃ~!!!///////」
って位何だか恥ずかしく甘酸っぱかったっす!!もうもう!!
ふ~、あついあつい!!

雫が『地球屋』で見たカラクリ時計ってのは、実際作れるんでしょうかねぇ。
もし売っていたら、マニアは絶対買うと思うんですが・・・。

雫がテストも何もかもを捨てて、作品を書き続けているシーンは、まさに鬼気迫るものがありましたね・・・。でも、分かるなあ、ああいう心境。
掘り出した原石が、光り輝きますように。

ジブリでは異色なだけに、根強いファンも多い作品ですのぅ。
見た後は、ついつい口ずさんじゃうのだ。

コンクリ~トロ~ド(そっちかい!!)

 

耳をすませばグルメ
やはり、じいちゃんが作ってくれた鍋焼きうどんでしょう!!
泣きはらして、疲れた心身に染み渡りそうです