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阿部知子氏と保坂展人氏にみる、市民の党と社民党との関係 - 沈思黙考

阿部知子氏と保坂展人氏にみる、市民の党と社民党との関係

2011年09月18日21:47  政治家 写真あり

画像は『あべともことともに歩む会』のサイトから拝借。左端に保坂展人氏、右端に阿部とも子氏がいます。中央左が、市民の党メンバーで元藤沢市議の原田タケル氏、中央右が、タケル氏の妻で現藤沢市議の原田トモコ氏です。2010年6月の写真で、保坂氏が参議院選挙に出馬した際の、藤沢市での演説会後の一枚のようです。

保坂氏、阿部氏、市民の党
左から保坂展人氏、原田健氏、原田伴子氏、阿部知子氏


市民の党と阿部知子氏

阿部知子氏は社民党に所属する以前、『平和:市民』に参加し、1995年の参議院比例区に出馬した経緯があります。

この『平和:市民』なる団体は、『MPD平和と民主運動』から分裂・合流などを繰り返して、『新党護憲リベラル』→『平和:市民』→『市民の党』というような変遷をたどっています。
泡沫候補っていうな! ~斗士たち
新党護憲リベラル - Wikipedia

この『平和:市民』の中心にいたのは、斎藤まさし(本名酒井剛)氏とともにMPD平和と民主運動を立ち上げた、故・田英夫氏でした。その田英夫氏は1997年に社民党に入党。そして阿部知子氏は2000年に、田英夫氏のいる社民党から衆議院議員選挙に出馬し、当選されました。

『平和:市民』が分裂した際に、社民党に流れたグループと、『市民の党』に流れたグループに分かれたようですが、それ以上の内情は不明。しかし、『市民の党』メンバーが選挙で阿部知子氏を支援しているところを見ると、その連携関係は今も続いている可能性もあります。


斉藤まさし氏と保坂展人氏

続いて、元社民党衆議院議員の保坂展人氏について。2011年には、東京都世田谷区長に当選され、現在お務め中です。
保坂展人 - Wikipedia

保坂展人氏は、2004年ごろにブックレットで斎藤まさし氏やキナ昌吉氏と対談しておられました。保坂氏は当時落選中だったため、『ジャーナリスト』という肩書きでした。斎藤まさし氏と直接の面識がある政治家の一人ということになります。
喜納昌吉氏と斎藤まさし氏、市民の党との蜜月関係

2005年には、市民の党が実行委員に加わっていた『9条まつり』に、保坂展人氏がパネリストとして参加。ここでも、喜納昌吉氏が中心的役割を果たしています。
2002年~2006年の『市民の党』収支報告書で見えてくるつながり

ついでに、2001年の東京都議選挙で、市民の党から立候補した中島弥生氏が、保坂氏の元秘書だという話もあります。盛岡市議のいせ志穂氏のHPでも、「都議選に立候補を予定している仲間がいます。世田谷の中島やよいさん、三鷹の伊沢けい子さん、武蔵野の山本あつしさんです」との記述。

そして最初の画像のように、市民の党メンバーとともに写真におさまっている。保坂氏は昨年の参議院選挙にも出馬されたのですが、その際に市民の党の支援を受けた可能性があります。


社民党と斎藤まさし氏

斎藤まさし氏の講演の中で、「政党にこだわらず応援してきたんです。土井たか子さんや菅さん、……」とあります。旧社会党、そして社民党の党首も務められた、土井たか子氏の応援もしていたようです。
土井たか子 - Wikipedia

社民党には故・田英夫氏も所属しておれました。田英夫氏は『MPD・平和と民主運動』設立時の呼びかけ人でもありま。斎藤まさし氏と田英夫氏は、ともに政治活動をする程の仲であったわけです。
田英夫 - Wikipedia

斉藤まさし氏は田英夫氏の娘婿だ、という話もありますが、田氏の関係者は否定しているようです。国会でも少し取り上げられたそうですが、議事録からは削除。斎藤まさし氏が娘婿だという情報については間違いか、少なくともはっきりした根拠のないもののようです。
直言極言 田英夫とジャーナリストの会


また市民の党は、社民党を離党して神奈川県知事選挙に出馬した田嶋陽子氏にも関わっていました。斎藤まさし氏みずからが選挙参謀を務めていたようで。田嶋陽子氏の出馬会見では、斎藤まさし氏が司会兼広報のような役目を果たしておられました。
地方政治に食い込む市民の党、田嶋陽子氏の神奈川知事選出馬に見る

神奈川県知事選出馬表明記者会見

この県知事選挙出馬にともなって、田嶋陽子氏は参議院議員を失職します。その結果、繰上げ当選されたのが田英夫氏でした。

田嶋氏はケンカ別れの様な形で社民党を飛び出し、そして斎藤まさし氏に担がれて知事選に出た。そういう経緯を考えると、市民の党と社民党との関係は悪くなりそうにも思います。

その一方、田嶋氏が辞職したおかげで、斎藤まさし氏とつながりの深い田英夫氏が繰り上げ当選している。偶然なのか必然なのかわかりませんが、ちょっと不思議な状況ができあがっています。


共通項と内ゲバ

斎藤まさしが関係する、土井たか子氏、田英夫氏、ついでに菅直人氏らが、揃って名を連ねているのがシンガンス釈放と助命の嘆願書です。韓国で逮捕された北朝鮮の工作員であり、拉致の実行犯でもあるシンガンス被告を釈放させている。
(当時は拉致については知らなかったと言っているが)
資料:辛光洙・シンガンス釈放嘆願署名

その他、社民党(旧社会党)の北朝鮮への態度、拉致問題への対応などについては、今さら言うこともないので、詳細は他サイトにまかせて割愛。
北朝鮮の拉致問題と社民党 [ビジネススキル・仕事術] All About
拉致事件を黙殺した社民党の犯罪行為

社民党(旧社会党)の思想は、そして活動など、市民の党と共通する部分も多い。しかし、市民の党と社民党は仲が良いかというと、そこまででもない。地方選挙では対立候補を立てて、社民党と対決になることもしばしばのようです。

斎藤まさし氏は講演の中で、社民党が労働組合中心に選挙をやってることを批判しています。共産党に対しても同様ですし、民主党についても、「もし連合がなかったら民主党は選挙ができない」と述べている。市民の党は、『市民派』だとか『ボランティアとカンパ』、『組織に頼らない選挙』などの売り文句で活動しているので、表向きに組合批判をしているだけ、ということもありえますが。
市民の党は民主党と仲良しで、共産党と仲が悪い

斎藤まさし氏の思想としては、「目的は革命なんだから、最終的には中央権力を変えなければならない」とのことで。あるいは本心から、労働組合は体制側に取り込まれた存在に見えているのかもしれません。その組合の支援を受けている社民党、共産党すらも、革命の敵だと。
菅首相側献金団体「選挙は革命のために」 セクトに所属しない元活動家集団 - MSN産経ニュース


また、社民党そのものも決して一枚岩ということもなく、普天間の移設では阿部とも子氏と福島みずほ党首が対立して、分裂の危機とまで言われたり。最近でも、社民党を離脱していた辻元清美氏が、正式に民主党入りを決めています。市民の党と社民党の関係も、党ぐるみというよりは個人レベルでの人脈やつきあいが中心だったようにも見えます。
辻元清美氏:民主党に入党 次期衆院選は公認候補に - 毎日jp(毎日新聞)


共産党以上の極左集団

革命集団であるプロ市民の党ですが、民主党とは密接に連携していました。菅直人氏や喜納昌吉氏など、斎藤まさし氏と個人的に親しい議員にとどまらず、全国各地の民主党候補が、市民の党の支援を受けています。なぜ民主党だったのか、というのも気になるところです。単純に、政権奪取が可能なだけの勢力が、民主党に結集していたから?

市民の党への献金が発覚した際に、元日本共産党幹部の筆坂秀世氏が、「民主党政権は共産党より極左」なんて言ったとか言わないとか。共産党から見て極左となると、もう議会の壁を突き抜けて、暴れだしてしまうような人達です。
共産党より極左の民主党政権! - 狼魔人日記
左翼 - Wikipedia

実際、民主党に流れ込んだ旧社会党系の人たちはたくさんおられます。菅さんや枝野さんらと革マル派との関係なども、取りざたされたことがありました。菅さんや枝野さん本人が革マル派、というわけでもないのですが。市民の党や革マル派に支援される民主党とは、いったいどういう集団なのか、と不安になります。
菅、枝野、北沢「今後も革マル派と付き合う」と断言 平沢勝栄 日々の感想/ウェブリブログ

革マル派の主義主張に取り上げるまでもないので省略。とにかく暴力的な活動で知られる集団で、過去10年で検挙者100人を越えているそうで。 
革命的マルクス主義派 - Wikipedia

最近は、反原発デモに過激派集団が紛れ込んで(あるいは主催して)活動しているようです。反原発デモに参加される方は、かかわらないようにご注意ください。もし勧誘されそうになったら逃げましょう。
東電へのデモで中核派3人を逮捕 警視庁 - MSN産経ニュース
脱原発デモで12人逮捕、機動隊員暴行などで : YOMIURI ONLINE(読売新聞)
極左暴力集団革マル派・中核派が総結集する「9.19さようなら原発5万人集会」は大荒れか?逮捕者が続出するか? - livedoor Blog(ブログ)


民主党や社民党に、市民の党まで絡んでくるとちょっと危険な匂いのしてくるところです。

しかし、社民党や民主党内の旧社会党勢力は、肝心なところで意見が対立し、分裂を繰り返してきました。民主党政権の普天間問題をめぐる迷走と、それに伴う社民党の連立離脱など。まるで、かつての社会党が解体されていく様を再現しているようにも見えます。




原田タケルのWebSite 今週の一言より抜粋

2009年8月-2
投票日まで一週間を切り、各紙が「民主圧勝」と伝える情勢の中、それ故に、私はこの神奈川12区(藤沢市・寒川町)においてあべともこ候補(社民前職)の応援に入っている。目的はあくまでも「政権交代」であり、そのために比例区も含めて一議席でも自公に空け渡してはならないと考えるからであり、民主党だけで政権を占めるよりも連立政権として多様性がそこにある方が良いと考えるからである。

笑い話だが、この選挙の公示前、私の名前が市内某所であがったそうで、渡辺喜美代表みんなの党が予定していた神奈川12区の候補は誰なのかといった憶測の中での話らしい。前回の衆議院選挙は小選挙区に中塚一宏氏、比例区に田中康夫代表が立ち上げた新党日本へ入れた記憶があるが、今回はとにかく「政権交代」を果たすために、全体としては民主党が勝たなければ始まらないと考えてきた。

したがって、地元においても中塚一宏候補の支援でポスター貼りなども手伝い、「西松事件」の際には、偏向報道、検察捜査のあり方などにも言及して宣伝などを行ってきた。妻である原田トモコ市議は中塚一宏候補の第一声にも参加し、夫婦分裂!?との噂もあるが、私はここに至り、この情勢に大きな変動が無い限り、改めて確実に「政権交代」を果たし、その先の新政権の行方にも思案を巡らし、「小選挙区あべともこ、比例区社民党」でみなさんにお呼びかけを行っています。

すでに当方が呼びかけました「政権チェンジ!09市民の会」への賛同に多くの方々からカンパの協力を頂き本当にありがとうございました。最後まで市民ボランティア選挙で政権チェンジ!

(2009/08/27)




いせ志穂 つれづれ日記2001.5~6月

5月9日(水)

 ところで、東京都議選に手伝いに行ってきました。
 「脱既成政党、都議会に新しい流れを」という考えで都議選に立候補を予定している仲間がいます。世田谷の中島やよいさん、三鷹の伊沢けい子さん、武蔵野の山本あつしさんです。私は世田谷に行ったのですが、世田谷区民のみなさんと少し話をして感じたのは、今の政治状況が「既成政党VS市民」になっているなぁ、ということでした。あと「市民との対話の政治が必要だ」と多くの人たちが思っているということ。
 私が人権を守る運動や平和運動から政治に関わりだして、今年で20年なんですが、ついにこういう時代が来た! ほんと、無名の市民が政治を変えることのできる時代の到来に心が躍っています。これで体が万全ならば言うことなしなんですが。(でもまた行きたいよぉ。政治が変わる現場に立ち会っていたいんだもの)




横浜市議二名(市民の党)が国旗掲揚反対パフォーマンス

8 名前: 共産趣味者 投稿日: 2001/03/28(水) 22:02

 党首は斎藤まさし(本名ではないらしい)。なかなかのカリスマ。
 神奈川を中心に数十人の市議・区議を擁する。神奈川には県議も一人。

 2000年総選挙では保坂展人を社民党から引き抜こうとするが、失敗
 堂本選挙では、堂本と犬猿の仲である社民党の田(「平和・市民」での朋友)と決裂
 世田谷都議選では保坂の元秘書をオルグして立候補を決意させ、社民党と全面対決

 まぁ、「市民派」のヘルメットを被った仁義無き選挙闘争集団ですな。




新しい日本をデザインするフリーペーパー - RICE PAPER 88

 今年の夏は、参議院選挙でも熱かった。可能な限り喜納昌吉さんの街頭演説に足を運んだ。どこの場所でも、ミニライブがあり、踊り出す人がいた。これが選挙演説かと思うほどに盛り上がっていた。楽器を持ち寄り、歌い、踊る。お年寄りから、選挙とは無縁かと思われていた若者たちまで参加していた。選挙を越えた「祭り」が、そこにはあった。もしかしたら、選挙の原点は、「祭り」だったんじゃないかとさえ思わせられるほどに、今回の喜納さんの選挙運動は、大きなムーブメントだったと思う。これを何かの形にできないだろうかと悶々としていたら、この本が出た。喜納さんの単独インタビューを皮切りに、元「噂の真相」編集長・岡留安則さんを司会に、保坂展人さん、斎藤まさしさんを交えて、当選後に行われたロフトプラスワンでのトークライブ、斎藤まさしさんのインタビューを収録。そろそろ、真剣に政治を考えはじめないと、世の中、本当に、かなりヤバくなるかも。




「カンパとボランティアによる21世紀型市民選挙のススメ」
講演:市民の党代表 斎藤まさしさん

初めての選挙体験

 1980年に衆参ダブル選挙がありました。これが、私がかかわったはじめての選挙です。当時は米ソの冷戦が激しいころで、日本でもソ連脅威論、ソ連の侵略に備える軍備拡大が叫ばれていました。そうした中で、参院東京地方区に、自衛隊の統幕議長をやっていた人が有事立法を公約に掲げ、民社党公認候補として立候補しました。
 それまで私は選挙なんか大嫌いだった。選挙なんてどうせろくでもないものだと思っていたんです。たぶんいまの若い人もそう思っているでしょうけれども、当時は私も若かった。でも、そういう人が東京地方区に出てきたので、「これはまずい」と思いました。そこで、いま韓国の大統領をしている金大中さんの拉致事件が起きたとき、自民党を離党して、国会議員を浪人をしていた宇都宮徳馬さん――ロッキード事件、金大中事件に怒って自民党を辞め、議員も辞めていた人です。ハト派として鳴らしていたこの人に、「選挙に出てください」と直訴に行ったんです。それが選挙にかかわるはじめです

 ボランティアで一緒にいろんな運動をしていた70人くらいで押しかけたんです。
 全くのボランティアで、しかも全くはじめての選挙なので、何をやっていいかわからなかったですね。ダブル選挙だったので、衆議院選挙と組まないと選挙ができない。
 結果として、新自由クラブと社民連という2つの小さな政党の推薦を受けた新自由クラブは河野洋平さんが代表、社民連は田英夫さんが代表。片方は自民党から出、片方は社会党から出て、両方ともあまり組織がなかった。新自由クラブと社民連は東京に人がいなかったので、いま民主党の幹事長をしている管直人さん、この人が社民連の候補者の1人で、それまで3回挑んだ選挙では次点にもなれなかったんですが、菅さんの選挙と宇都宮さんの選挙を両方1緒にすることになりました。結果は、すれすれの4番目で宇都宮さんが当選し、菅さんはいままで次点にもならなかったのが、いきなりトップ当選しました。これが私にとって、はじめての選挙だったんです。

政治を変えるのは「選挙」だ

 政治を決定的に変化させるのは選挙です。国会の中でいくら議論しても、政治は全然動かない。やはり、動かすのは選挙の勝敗なんです。私は20年間、政治を見てきましたが、変わらない。それはなぜか、ということをずっと考えてきました。

 私は、最初のころは、「この人はすばらしい、応援できる」という人を、政党にこだわらず応援してきたんです。土井たか子さんや菅さんこういう人が政治家になってくれたら政治がよくなるんじゃないかと思い、政党にこだわらずにやってきた。でも、やっぱり変わらない。

 なぜかと考えてみると、簡単なんです。やっぱり日本は政党政治で、無所属の人が国会に何人かいてもほとんど力にならない。もっとはっきり言うと、今の政党選挙は、どの政党も基本的には違わないと思うんです。同じような選挙をする政党がいまのままである限り、政治は変わらない。個人的にすばらしい資質や理想をどんなに持っていても、政党に所属していれば、その政党の枠を超えられないし、超えようとしたら追い出されてしまう。こうして、何もできない現実がある。

「選挙」そのものを変えないと、政治は変わらない

 そういう経験を経て達した私の結論は、選挙のやり方そのものを根本から変えなければ政治は変わらない、ということです。選挙をまず変えて、今までの選挙とは全く違う選挙をやり、その中で勝ち抜いてきた人たちが新しい政党になったり、1つのまとまりになって力を持たない限り、日本の政治を変えるのは不可能だろうということです。

 なぜなら、いま、自民党から企業・官僚組織・業界団体を除いたら、たぶん選挙は不可能です。もし連合がなかったら民主党は選挙ができない公明党から創価学会を除いたら、たぶん泡沫候補になってしまうでしょう。共産党から全労連・民商を除いたら、選挙はできない社民党も組合が主流

 こうした官僚組織・企業・業界団体・労働組合・宗教団体は、戦後の経済成長の中で大きな力を持ってきました。現存する主要政党は、経済成長の中で生まれてくる利益のパイを分ける争いをこうした利益団体の代理でやってきた。その点では基本的に共通しており、どこがより多く分け前を取るかの争いだったんです。だから、大きな利益団体なしでは、これらの政党はやっていけない。選挙でどうしても必要なのは、票、お金、人手。これを多く持つ団体をバックにしている点で、いままでの政党はみんな共通しています。そういう選挙をやっている限り、政治家はそこから離れられない。議員というのは落選するのが1番怖い。だから、国民多数から見てその団体が少数であっても、どっちを最終的に取るかとなると、やっぱりその団体に縛られてしまう。だから、そうした組織から金・票・人をもらって勝つという選挙が続いている限り、今の政治は変わらないというのが私の結論なのです。

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