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日本で荒れる米兵、ヨーロッパでは? (追記付き) : FUTURE GAMES

FUTURE GAMES

日本で荒れる米兵、ヨーロッパでは? (追記付き)

ずっと気になっていたことを米国に問いかけたい。在沖縄米海兵隊員による女子中学生暴行事件の報道を知り、改めて疑問を抱いた。

 どうして駐留米軍はヨーロッパで規律がしっかりしているのに、アジアの一角・日本になると米軍関係者の凶悪事件がなくならないのか。

 例えば、英国にも駐留米軍約1万人がいる。でも「米兵やその家族による事件など聞いたことがない」と周囲の英国人は言う。無論、沖縄で起きた悲惨な事件が他国でも……という話はあってほしくない。

 1995年、沖縄で12歳の少女を米海兵隊員3人が暴行した事件があった。そのころ筆者は内戦がやまないボスニア・ヘルツェゴビナ(欧州南部)にいた。平和維持軍に派遣された米兵たちは率直に言って欧州の部隊より規律に気を配っていた。

 当時、欧州最大の駐留米軍(6万8000人)を抱えるドイツで日本のような米兵不祥事がないか、ドイツ在住の友人に尋ねてみた。返事はやはり、「そんな事件は聞いたことない」。

 沖縄の忌まわしい事件のことを欧州の人々に話すと誰もが驚く。そして、「そんなこと私たちの国で起きたら、大変なことになる」と皆、思っている。なぜなら、国と人への尊厳がかかわる問題だから。

 高村正彦外相は再発防止策で米兵の基地外居住厳格化を検討するようだが、根本的な疑問を在日米軍にただしてほしい。米軍はヨーロッパ各国で地元の住民生活に治安の不安をかけることなく駐留している。なぜ、日本・沖縄で同じようにできないのか。米担当者は自問すべきだ。




毎日新聞 2008年2月18日 0時35分


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この記事をどう読むか。

小泉元首相はアメリカを最も重要な同盟国だといい続けた。ではアメリカにとって日本はどんな位置づけがされているんだろう?

この記事が事実だとしたら、その答えを如実に物語っているのかもしれない…。




その後、上記記事を訂正する記事が出ましたので、掲載します。

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発信箱:欧州の米兵事件=町田幸彦(欧州総局)


 沖縄での米兵による女子中学生暴行事件に関連して、欧州で「米兵の凶悪事件を聞いたことがない」と話す知人の話を18日付本欄に書いた。その後、欧州でも米兵の強姦(ごうかん)事件があったという読者の指摘をいただいた。確かに過去に事件はいくつかある。伝聞に終わらせず十分確認すべきだった。以下、実例を挙げる。

 英ヨーク地裁は06年7月、米空軍・軍曹(34)に対し、地元施設の14歳、15歳、17歳の女性3人を強姦した罪で禁固12年を言い渡した。また、英国の米軍基地内で02~05年に連続強姦事件を犯した軍曹が米軍法会議にかけられた。

 ドイツで84年8月にドイツ人女性(当時19歳)を暴行殺害した容疑で、元米兵(46)が昨年3月、米メリーランド州で逮捕された。同国内では91年、17歳のポーランド系移民女性を暴行殺害した容疑で米兵が逮捕された。イタリアでは04年に起きた13歳の少女強姦事件で、米兵(19)が共犯として逮捕された。

 「各国で米軍人の起こした事件数・内容の正確なデータ」を知りたいというメールも受け取った。英内務省と在英米大使館に問い合わせたが、駐留米軍兵士の犯罪の項目で統計はないという。

 米軍基地(兵員6000人)を抱える英東部サフォーク州地元紙のグダハム記者は「米兵犯罪は当地で日本と違い、まれだ。米軍人の評判は概して良い」と語る。

 沖縄県では昨年の米軍構成員の刑法犯検挙数が46人に上る。これと比較できる資料も必要だが、日欧で米兵の行動に差異があるのか。この疑問にはさらに具体的に再論できるようにしたい。



毎日新聞 2008年2月25日 0時08分