正直なところ、昨日の予算委員会は残念でしたね。せっかく統計偽装のキーマンである大西なんたらを呼び出したってのに、野党の質問にはまったく気迫といったものが感じられない。隔靴掻痒とはこういうことを言うんだろうね。
とは言え、自民、公明はまったくのサボタージュで、大西なんたらに質問すらしない。ようするに、統計偽装の真相解明なんて、ハナっからやる気がないってことなんだね。これほど露骨にそうしたやる気のなさを見せつけるってことは、国会をひいては国民を舐めてるってことだ。
舐めてるってくれば、大西なんたらと共に出席した特別監察委員会委員長の樋口美雄シェンシェイだ。なんと、監察委の再調査について質問されて、「監察委員会ではなく、独立行政法人の理事長の立場で国会に呼ばれている」とぬかして答弁拒否しやがりました。どこ向いた調査していたかわかろうというものだ。
新聞・TVの論調は野党のだらしなさに集中しているけど、この樋口なんたらの舐めた態度はそれ以上に糾弾されるべきだろう。
それにしても大西、樋口、そして官房長の定塚の偽装トリオを見ていると、蛙のツラになんとやらなんて言葉が脳裏を掠める予算委員会なのであった。
・東京新聞社説
大西氏招致 解明の一歩にすぎない
たかが5㌢の積雪があるからと言って朝から
晩までニュースで取り上げるってどうなのよ。
おいらの所じゃ5㌢や10㌢は日常茶飯事。
災害に対する東京の脆弱性が見える。
ところで、
統計不正問題で「嘘と詭弁の森羅万象大臣」曰く。
「官僚の提示した数値が真実のものと思わされ、
それを信じて経済成長は順調だとしが、
いや全く不良官僚を信じてしまい申し訳ない。
官僚を指揮する者としてお詫び申し上げる。
そこで(ここからが大事)経済成長が鈍化している
のに鑑み2%の消費税増税は延期する」とね。
でもって参院選に臨み、嘘と詭弁に騙された
国民の支持を得て大勝する。
いやまあ、妄想と夢想と空想ですがね。
ついでに、
厚木基地騒音訴訟で原告が勝訴したが、
150億円の賠償金の支払いを米軍が拒否している。
このため全額日本側の負担になりそうだが、
訴訟はもう一つあり、これにも原告が勝訴すると、
合計700億円を支払うことになりそうだと。
これ全て税金。
騒音被害に苦しむ国民を助けなければならないが、
何より基地や空を自由に使わせている政府の責任は重い。
樋口ナンタラ、一体何をしに国会に来たんだ?
大西ナンタラ「不正を知ったのは12月13日でして・・」
ウソこけ!!!
そもそも去年の春からサンプル入れ替えてアベノミクスをごまかしてたんだろうが!!!
根本大臣「年末年始を返上して・・・」
だから何だよ!!!
てめぇらが撒いた種だろが!!!
チンプンカンプンな答弁して逢坂君に「大臣!質問聞いているんですか?」って叱られるし。
で、その逢坂君が最後に「追加給付はいいんだが、初期の部分については今の法律のままでは問題が生じかねない」と問題提起していた。
オイラもね追加給付については、金利はどうなるんだろ?って疑問に思っていたんだが、日刊ゲンダイが早速報じてくれました。
金利上乗せナシ!
↓
http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/247175
おまけ
一昨年、広島中央署で8572万円が金庫から消える事件があった。誰がどう考えても内部犯行なんだが、未だ未解決。
まぁ察するに、全貌を明らかに出来ない事情があるんだろうけど・・・・
その落とし前として、被害額8572万円は職員らが穴埋めするんだってよ。
厚労省も寝ぼけた言い訳ばかりしないで、少しは見習ったらどうでしょう。
だってさ、追加給付にかかる事務経費も保険料から払うって言ってるんだぜ!