Marantz CD-60
フィリプスのCDM4を搭載した普及機のCD-60です。
外観はフィリップスのLHHシリーズと同様でサイドカバーが鋳物で出来ており全重量の1/3位あります。
制震に有効なのか?
天板を外すとプラスチックで出来たハニカム構造のフレームが現れます。
制御基板は1枚で出来ています。又、トレイ機構はフレームに作り込まれておりコストダウンに貢献か。
このプレーヤーはO/Hの依頼で此方にきました。
電解コンデンサの交換とOPアンプにソケットを取付け、全基板のハンダ部分の増しハンダを行いました。
温度の高い所で使用されたのか珍しくハンダクラックが何箇所か見られました。
音はスイングメカを使っている機種と同様に心地よい中低音がでます。
又、このプレーヤーはアナログ回路のコンデンサの良い物を使っている為か高域も良く出ており普及機としてはお買い得機で在ったとおもわれます。