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harman kardon hk825・hk870 | 憧れのAudio

harman kardon hk825・hk870

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2022 年4月19日掲載
11年前にオーバーホールしたアンプにノイズが出るとの事で入院です。
RIMG1358.png
I氏からhk870の不調との事で調査を実施しましたが此方は問題なさそうです。
上の写真はパワートランジスタの状態を確認している時の風景です。

パワーアンプで無いのならばプリアンプのhk825に問題が出ていると思われるのでhk825を送ってもらい調査です。
RIMG1361.jpg
増幅最終段をみると無入力状態でLchにノイズが発生している事が確認出来ましたので後は地道に調査を実施です。

RIMG1391.jpg
結果は増幅段途中のトランジスタの不具合だったので交換して不具合対応完了です。

2011年12月13日掲載

blog_import_53b8dd989bb50.jpg
今回は東京のI氏よりの依頼でハーマンカードンのプリアンプhk825とパワーアンプhk870の修理とオーバーホールです。
プリアンプは左右のバランスが著しく違っているそうです。
パワーアンプは特に問題はないとの事でした。
以前修理に来たhk825は黒色のパネルに銀色のツマミが付いていましたが今回はツマミも黒色です。見た感じ精悍にみえます。

blog_import_53b8dd994b9c5.jpg
早速プリアンプの調査の為に天板を取りました。
内部は薄らと埃が被っていましたがかなり綺麗な状態です。

blog_import_53b8dd9a217fd.jpg
不具合内容より入力セレクトSWの接触不良が出ているものと思われたので早速分解してみました。
案の定接点が黒く酸化しておりましたので清掃です。

blog_import_53b8dd9ac3a71.jpg
半田付けも万遍なく半田クラックが発生しており全体に半田増しです。
今回のセットではパワーアンプのゲインが高いのでプリアンプのボリュームは殆ど0に近い位置での使用になってしまいます。
これも左右バランスに影響が出やすいのでプリアンプの出力を少し下げてボリューム位置を少しでも上げれる様に内部回路を一部変更しました。

blog_import_53b8dd9b78cf4.jpg
パワーアンプについてはプリアンプとのセットで音出しした時に右chからのノイズが出ていたので、どうも回路に問題が起こっている様です。
音にも艶がなくハーマンカードンらしくありません。

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内部にはかなりの埃がはいっておりましたが、幸いにも錆びはほぼ発生していない状態でした。

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こちらも半田クラックが万遍なく発生しておりました。
ここなんかは完全に半田が割れているのでノイズが出ているのも頷けます。

blog_import_53b8dd9de435b.jpg
パワートランジスタの放熱グリスはカラカラに乾いていましたので塗替えです。
このパワーアンプの整備性はかなりいいですね。
作業をしていてもストレス無しで行えます。

blog_import_53b8dd9ebdce6.jpg 修理・オーバーホールが終わり音出しです。
電解コンデンサを交換すると音に張りが出て気持ちのいい音を出してくれますね。
やっとハーマンカードンらしい艶のある音の復活です。

blog_import_53b8dd9fabc1d.jpg
今回はもう1台コンラッドジョンソンのCDプレーヤーのDF-1もCDの認識不良で修理に来ていましたが、交換できるCDドライブユニットが入手出来ない為に修理と成りませんでした。
CDドライブユニット部分のみを整備して僅かにCDの認識が良く成った程度の内容で返却と成りました。
使われているCDドライブユニットはコンラッドジョンソンの特注でしょうか?
正常に動作するプレーヤーがあれば不具合の特定や原因を見つける事ができると思われるだけに残念です。

blog_import_53b8dda0c54fe.jpg
内部は音質に配慮されたと思われる高価なコンデンサ等が使用されていました。
機会があれば何とか復活させてあげたいものです。

blog_import_53b8dda1a4a9c.jpg
DF-1のオーバーホールと入れ替わりに再度hk870が不調で再入院です。
左chから音が出なくなったそうで調べて行くとプリアンプ基板への電源用パターンが断線していました。
断線箇所は配線を固定するのに接着剤が塗布されていた場所なので、接着剤の溶剤に負けて銅箔が錆びて無くなっていました。

blog_import_53b8dda29019d.jpg
メッキ線でパターンを修正して修理は完了です。
他にも接着部分でレジストが剥げて銅箔がむき出しになっていたのでそちらも修理を行いました。
本業等が忙しくて結局I氏のオーディオの修理には1年以上掛かってしまいましたがこれで往年の音が楽しめる状態に成ったと思います。

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