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【ポジティブ心理学】米一流大で超人気の「幸せを学ぶ教室」 | 「高収入」や「好成績」でも、幸せにはなれませんから | クーリエ・ジャポン
Illustration: Anna_Isaeva / iStock / Getty Images Plus

Illustration: Anna_Isaeva / iStock / Getty Images Plus

ニューヨーク・タイムズ(米国)

ニューヨーク・タイムズ(米国)

Text by David Shimer

米国の一流大学で、「ポジティブ心理学」の人気が非常に高まっている。

ハーバード大では2006年、「ポジティブ心理学」の講義に約900名の学生が殺到。またイェール大では2018年に開講された講義が、316年の同大史上で最多となる約1200名の受講者を集めている。

いったいなぜなのか? そして、その授業内容とは?

“幸せを学ぶ教室”について、イェール大の人気教授に尋ねた。

米イェール大生にポジティブ心理学を教える、ローリーサントス教授(右端) Photo: Monica Jorge / The New York Times


「心理学と満たされた人生」──という名の米イェール大学の講義は、履修登録開始から申し込みが殺到し、わずか数日間で約1200人もの学生が集まった。

これは、イェール大の全学部生の4分の1に迫る数字だ。

講義を担当する心理学教授ローリー・サントス(42)は、同大のレジデンシャル・カレッジ(寮)の1つで寮長も務めている人物で、週2回の授業では“満足度の高い幸せな人生を送る方法”について教えている。

「学生たちはこう思っているんです。人生を変えて、もっと幸せになり、学内の文化を変えたいと」

サントスはそう話す。

より感謝を示し、先延ばしするのをやめ、社会的な結びつきを増やす──こういった良い習慣が広まるでしょう。4人に1人の学生が履修しているということは、校風に変化の種を撒くことになります」

優等生は幸せを犠牲にしている


イェールの学生がこの講義に興味を示すのは、高校時代に自分の幸せを犠牲にして、大学受験を優先しなければならなかったからだと、サントスは推測する。

良くない生活習慣がそうやって身についた結果として、「イェールのような大学でよく見られるメンタルヘルスの問題が生じている」というのだ。

イェール大学評議会が2013年に発表した報告書によると、学部生の半数以上が、在学中にメンタルヘルスの問題を訴えて受診しているという。

サントスの講義を履修している学部1年生のアランナ・メイネズは、次のように証言する。

「実際、学生の多くは不安やストレスを抱え、不幸せで無感情になっています。

前向きな感情も、後ろ向きの感情もすべて封印し、学業に集中してステップアップし、次の何かを達成しようとする──そうやって感情を殺して生きることに学生がうんざりしている。

このような授業が高い関心を集めること自体、その表れだと思います」
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