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世界の水の硬度
■海外旅行で石けんは使える? 日本は世界的に見ても軟水の国だとよく言われます。しかし、「日本は軟水の国?」の中でも述べたとおり、日本の水道水の硬度は平均50~60程度で、確かに欧米諸国の平均に比べては低いのですが、地域によって硬度は大きく異なり、場所によっては欧米の都市並みの硬度の地方もあります。 http://sekken-life.com/life/nansuinokuni.htm 海外旅行に行く、転勤で海外に赴任する方から、石けんは海外で使えるのかという質問を良くお受けしますが、海外と一言に行っても様々です。海外でも硬度が日本より低い地域もあり、日本より石けんが使いやすいところさえあります。 では、いったい海外の主要都市の硬度はどれくらいなのか調べてみました。海外旅行や海外生活の参考にしてください。 ■世界の水の硬度 世界の水の硬度を実際に測ってみました。資料がある地方は参考資料としてまとめました。 結果は世界保健機構(WHO)のガイドラインにそって、硬度を以下のように色分けしました。
*2:おいしい水安全な水,左巻健男,日本実業出版社(2000) *3:Acuacell http://www.aquacell-waterontharder.nl/Waterhardheid+in+uw+gemeente.php アメリカ/カナダ 地域によって差が大きいことが分かります。ニューヨーク、サンフランシスコ、ヒューストンなどは日本と同じか低いくらいです。ロサンゼルス、ワシントン、トロント、シカゴ、オーランドなどは日本の関東地方と同じ程度です。内陸部のラスベガス、フェニックス、セドナ、グランドキャニオン、セントルイスなどの硬度は高めになります。まとめると、一部の地域を除くと、日本の関東地方程度の硬度なので、石けんはやや使いにくくなりますが、短期の旅行程度なら我慢できる範囲です。 ヨーロッパ エジンバラ、マドリッドなど硬度が低い地方もありますが、全体的に硬度は高い地方が多いようです。石けんは非常に使いにくいと考えてください。石けん洗濯は非常に難しいと思います。また、硬度が高い水だと洗顔後に大量の石けんカスが残るので、湿度が低いことも複合して肌の調子が悪くなることを感じる方もおられます。そのような方は、旅行中は石けんカスの残らない洗顔料の使用をおすすめします。 アフリカ ケニアの情報しかありませんが、ケニアはケニア山の豊富な水のおかげで日本以上に軟水で石けんは使いやすい国です。快適な旅行ができます。 インド、中国、韓国 日本に比べてかなり硬度は高めです。ヨーロッパと同じ注意が必要です。 オセアニア グアムの水は非常に硬度が高いです。海水浴の後、髪の毛がバリバリになります。紫外線対策と共にスキンケア、ヘアケアも念入りに。 オーストラリア 地方によって大きく異なります。メルボルンはヤラ川、パースはスワン川といった豊かな水源があるので硬度は日本より低いくらいです。シドニーも日本と同等か低いくらいです。ブリスベンはやや高めでした。内陸部のウエーブロックは意外に低く、ピナクルズが高いのは石灰岩の地質だからです。 |