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無線LANの実パフォーマンスを測定せよ【後編】:計る測る量るスペック調査隊(1/2 ページ) - ITmedia エンタープライズ
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無線LANの実パフォーマンスを測定せよ【後編】計る測る量るスペック調査隊(1/2 ページ)

無線LANの伝送速度は、なぜ規格どおりの速度で通信ができないのだろうか? その3つの理由を探る今回の調査。これまで「伝送媒体の違い」「メディアアクセス制御の違い」が与える影響について調査してきたが、今回は伝送レートの切り替えによる影響を調査する。

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伝送レートの切り替え

 イーサネットの場合、例えば100BASE-TXであればフレームを送信する際の伝送レートは100Mbps固定である。それに対して、無線LANの場合は複数の伝送レートがサポートされている。例えば、IEEE802.11bの場合であれば11、5.5、2、1Mbpsの4つ、IEEE802.11aであれば54、48、36、24、18、12、9、6Mbpsの8つが伝送レートとして規定されている。さらに、IEEE802.11gの場合はIEEE802.11aとIEEE802.11bでサポートされるすべての伝送レートが利用できる。

 一般的には伝送レートが低いほど通信の確実性が増すため、アクセスポイントから遠いなど、伝送環境が厳しい端末では通常低い伝送速度で通信を行う。この伝送レートは状況に応じ、アクセスポイントと端末によって自動的に選択される。なお、IEEE802.11の仕様の中には適切な伝送レートを選択する方法については規定されていない。従って、アクセスポイントや端末がどのように伝送レートを選択するのか、その実装はベンダー独自となる。

 低速の伝送レートが選択された場合、一定のデータ量を送信するために要する時間は長くなり、スループットは低下する。つまり、確実性とパフォーマンス(スループット)はトレードオフの関係となっているのである。

 では、無線LAN NICとアクセスポイントとの距離に対し、実際にはどのような伝送レートが使用されるのだろうか。調査してみよう。

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