異次元の領域(1)マネー膨張、躍らぬ経済

未知の世界 身構え

世界の中央銀行は、あふれるようなお金を流してきた。なのに企業や家計は貯蓄に励むばかりで、経済成長は弱々しい。謎めいた停滞の解が出ぬまま欧米の金融緩和は終わりに向かい、世界は少し身構える。異次元の膨張を眺めるマネーの女神は何を案じるのだろう。

王宮前広場の飲料の屋台でもドルが使われていた(8、カンボジア・プノンペン)
アプリで開く
この記事は会員限定です

電子版に登録すると続きをお読みいただけます

残り1701文字