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トモダチ作戦米兵2名が骨膜肉腫と白血病で死亡〜3月13日に三陸沖に到着〜OPTV(文字起こし) | みんな楽しくHappy♡がいい♪

トモダチ作戦米兵2名が骨膜肉腫と白血病で死亡〜3月13日に三陸沖に到着〜OPTV(文字起こし)

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トモダチ作戦2名が死亡~東電訴訟、本格弁論へ">トモダチ作戦2名が死亡~東電訴訟、本格弁論へ
ourplanet  2014年12月4日

東日本大震災で「トモダチ作戦」に従事したアメリカ海軍の兵士ら239人が、東京電力福島第一原子力発電所事故による被ばくが原因で、健康被害を受けているとして、東京電力を訴えている裁判で、カリフォルニア州サンディエゴの連邦地裁は10月28日、訴えを退けるよう求めた東電の主張を認めず、米国での訴訟を継続する判断を示した。10月に、同原告団の弁護士と面談をした、「原子力空母の横須賀母港問題を考える市民の会」の共同代表で、弁護士の呉東正彦さんに裁判の現状を聞いた。
 
東日本大震災当時、米国海軍の原子力空母「ロナルド・レーガン」に乗船していた兵士は約5000人。韓国に向けて走行していたが、震災が起きたため、東北地方沿岸の海域で被災者の捜索や救援物資の輸送など、約80日間にわたる救援活動を行った。原告らは、「ロナルド・レーガン」が三陸沖に到着した3月12日。1号機の爆発による放出された放射能プルームの直下で、約5時間、甲板作業をしたほか、その後も除染などの作業で、大量の被ばくを受けたと主張している。




原告が訴えている健康症状(抜粋)
作成:11月3日 原子力空母の横須賀母港問題を考える市民の会
13


ーーー




呉東正彦弁護士 原子力空母の横須賀母港問題を考える市民の会の共­同代表

39.png

文字起こし部分のYoutube→http://youtu.be/0Ij_8yDUoiE?t=7m7s


白石:
実際に裁判の中で、どういう状況で被曝をしたいたのか?
あるいは実際に、みなさん原告の方は若いようなんですけれども、
どういった健康的な被害などがあるのかというのはきになるところなんですけれども、

呉東:
まず被曝の状況ですけれども、
3月11日に東日本大震災が起こりました。
そして3月12日に、まず福島第一原発の1号炉の爆発が起こったわけですね。
当時、原子力空母レーガンは、本来は韓国へ向かう途中だったんですが、
急遽「三陸沖に行って救援活動を行え」という指令を受けて、
13日の段階で、ちょうど三陸沖に到着しているわけです。


1

で、その時に、まさに福島原発から流れている放射能プルーム、
放射能の雲の真下に入ってしまった形になるんですね。
その当時の様子は本当に「空母の放射能の警報機も鳴った」と。
しかしそういう状態の中で、しかも空母の乗組員の人たちも吹雪の中で、
放射能で、ちょっとおかしいということを感じながら、
5時間雨風にさらされた状態で


白石:船外活動をされていたと。

呉東:
「甲板作業をさせられた」と言っています。
それだけではなくて、原子力空母というのは海の水を脱塩して飲料水などに使っているんですね。
これも3月15日にやっと脱塩水を飲むこと、取り入れをやめたと言っていますので、
それまでに飲んでしまって体内被曝をしている可能性もあると思います。


白石:
なんとなく私たちは、トモダチ作戦の兵士たちは早い時期に90km圏外に行ってしまって、
むしろ、「早く逃げたのではないか」というイメージもあったんですけれども、
実際には初期の高い線量を浴びて、
やはり、全部海の方に流れていましたので、それをまともに浴びている可能性があるということですね。

その時の例えば、防護の服装とか、ヨウ素剤を服用していたとか、
そういうところはどうだったんでしょうか?

2

呉東:
ここに写真があるんですが、これは3月の終わり頃にレーガンの甲板上で、
結局汚染された甲板を除染作業している様子なんですね。
よく見ていただくと、この乗組員の方たちが来ている服というのは、放射能の防護服ではないんです。
一般の軍服です。
そういう状態の中で除染作業をやっているわけですから、
まさに放射能を、低レベルではあるけれども浴び続けた状態で、
この危険な作業を行なわされたということになるんですね。

白石:これは、そのまま乗り続けていたということなんですか?

呉東:
そういうことです。
今回入手してきた陳述書の中には、
かなりホットスポットである、換気の出口のところにベットがあった水兵さんがいて、
結局そのホットスポットのところでずっと半年間生活を続けたので、
やはり「癌になってしまった」
と。
そういうような報告なんかもあるんです。
ですから、半年間ホットスポットに、
言ってみれば缶詰にされた状態で生活を続けたということになってますね。


白石:
今「癌」という言葉が出ましたけれども、
原告の方というのは20代の方が圧倒的に多いんですけれども、
実際にどういう状態があるのか?というのを、
ざっと主要なものを並べさせていただいたんですけれども、
すでに亡くなっている方がいらっしゃる。

3

呉東:
二人亡くなっている方が出ています。
一人の方は今年の4月に亡くなったんですが、骨膜肉腫という癌の一種で、

やはりこういうのが20代30代というのはあんまり考えられない


白石:その方はだいたいお幾つぐらいか分かりますか?

呉東:
この方は30代ですね。
それから二人目の方が9月に亡くなっています。
この方は20代で白血病で亡くなっているんです。

でも、その方以外にもたくさんの方が、
本当に20代30代では考えられないような病気になっているわけですね。
例えば、甲状腺癌乳がん精巣がん脳腫瘍、等々で、
そういう癌になっている方もたくさんいますし、
その他にも胃腸の不調だとか、全身が動かなくなったりだとか、
それからやはり生殖関係ですね。


白石:
まとめていただいた中にも、たとえば、
この期間中に妊娠された方のお子さんが、多発性遺伝子異変ということで、

呉東:
アメリカ海軍の中には、若い女性の水兵さんもたくさんいます。
その中で一人の方が被ばくをして、当時妊娠中で10月に出産をしているんですね。
その生まれたお子さんが遺伝性の病気を持って生まれたということで、
この裁判ではお母さんとお子さんが両方原告として訴えているっていうかたちです。

白石:
じゃあ、お子さんが原告になられているというケースがあるんですね。
なるほど。

見た感じお一人一つという病気の感じではなくて、複数持ってらっしゃる。
(上の画像の)**と書かせていただいたのは、一人の症状が並んでいるような状態なんですけれども、

呉東:
本当に一人の症状の中に、甲状腺の異常もあるし、胃腸の異常もあるし、筋肉系の異常もあるし、
それこそ熱が出てきたりとか、様々な異変が出ている。
これがやはり、放射能に被ばくした中での症状の特徴が出ているんじゃないかと思うんですね。


白石:
見た限りかなりいろんなものを重複して体に抱えている状態ですけど、
やはり皆さん、もう軍隊で働き続けられないんでしょうか、それとも今でも働いてらしゃるんですか?

呉東:
原告の方の中で3分の1の方はいまだに現役の方です。
しかしその後に体調を崩されて、そのために除隊をしている。
そういう方たちもたくさんいます。
特に20代で除隊をすると、全然その後の手当もつきませんので、
今、生活状況としても大変な状態になっている方たちが沢山いるわけですね。

白石:
もともとやはり、軍隊にいらっしゃる方々の中には、
たとえば学費を稼ぐとか、いろんな条件の中で軍隊を選んだ方もいらっしゃいますよね。

呉東:
そうですね。
それこそ軍隊である程度勤めた後に大学へ行こうと考えられていた方もいると思うんですが、
被害者の陳述書などを読むと、大学へ行こうと思ったけれど行けなくて、今は病気療養中であると。
しかも今後の補償も全然ない状態で将来的にも不安であると。
ということを訴えられている方も沢山いますね。

白石:
これだけ色々と大変な健康状態を抱えているということなんですけど、
今後裁判の見通しというか、どういう審議というか、
まさにアメリカの裁判が全然わからない私としては、
これからどういうプロセスを踏むのかな?と思うんですけど。

呉東:
これからはいよいよ中身の問題に入っていきます。
ひとつは福島第一原発事故との、それからトモダチ作戦と
これだけ大量に発生している兵士たちの病気との因果関係の立証ということになってくると思いますね。
だからその当時どのぐらいの放射能のレベルだったとか、
レーダーの位置がどうであったかとか、そういう問題です。
もう一つはやはり、法的な水平たちの今大変な病状の立証ということになってくると思うんですね。

今回私たちが言われたことは、
アメリカの裁判所でやることのメリットというのは、万申請だっていうんですよ。
つまり一般の市民の方たちがこの裁判の様子をつぶさについて、
そこで本当に同じ立場になって、被害者の方たちと同じ立場に立って、
「これはどうあるべきか」ということをきちんと考えていく。
そういうシステムですから、陪審制の審議に入ることによって、
きちんとこれが市民的な感覚で裁判されるということが期待できるんじゃないでしょうか。

白石:
なるほど。
今の段階ではお一人お一人の、いわゆる被曝線量の推計みたいなものは、まだされていないという状態ですか?

呉東:
そうですね。
今ちょうど弁護士さんたちは、それぞれ海軍の病院ですとか、
水兵さんたちがかかっている病院に、
それぞれの病状のカルテなどのデータを取り寄せていると言ってはいるんですが、
確かにそれは後の症状としてはあるんですけど、
当時一人一人が線量計をつけてたわけではないんですね。
もちろんレーガンの中には沢山線量計はあるんでしょうけど、
しかしそれが必ずしも全員に行き渡っていたわけではないんですよ。
本当に上の方の士官の方だけだったという話なんですね。

ヨウ素剤も当時ありましたが、
上の方の士官の方は飲んでいたけれど、末端の水兵の方たちには配られなかったと。


白石:
ひどい話ですね、
若い人の方が飲むべきなのに。

呉東:
そういうふうな実態もこの陳述書の中に書かれています。
そういうことの中で、なかなか立証ということは困難を極めると思いますが、
やはり、とにかくそういう事実を積み重ねていくことだと思うんですね。

白石:
実際にですね、今回、まさにロナルドレーガンという原子力空母を軸に
こういう形で日米の間で情報のやり取りができているわけですけれども、
日本全体に対しても非常にインパクトのある内容かなと思うんですけれども、
どういうところに着目されていらっしゃいますか?

呉東:
やはり二つあるんですけど、
一つは、私自身も正確なこの被害の実態を知らなかったわけだけれど、
やはりこのトモダチ作戦に参加した水兵たちの被曝の実態というのは、ある意味で言えば、
日本中のどこよりも深刻に福島原発の事故の被害を受けた人たちであるという可能性がある

ということですね。
つまり当時ほとんど風は西から東に、陸から海に吹いていましたから、
このレーガンの水兵たちが一番大量の放射能に被曝している可能性があるわけです。
私自身感じたこととして、彼らはやはり友達として、日本の被害を助けるために行動してくれたわけですよ。
その中で全く予期しない放射能を浴びることになってしまった。
そのことをやはり日本人としてきちんと受け止めなくていいのだろうか、と。

今彼らは、まさに、東京電力だけではなくて、
アメリカ海軍もどちらかといったら、
「これはトモダチ作戦で生じた被害じゃないんだ」と見せたがっている。
日本政府もアメリカ政府の言っていることを鵜呑みにして、
「関係ないんだ」と言っている。
そして東電も「これは関係ないんだ」という、そういうそぶりを見せている。
そうすると本当に見捨てられた状態になっている。

でも彼らは日本の地震の被害を助けようとしてこの作戦に参加した
それに対して私たちがやはり、私たち自身も潜在的な福島原発事故の被害者でもあるわけだけど、
彼らの被害を知ることによって「一緒に連帯していけないだろうか」ということを私は感じました。


白石:
実際には、日本でも色々な症状が出る。
あるいは、甲状腺癌などもお子さんたちに沢山見つかっているなかで、
ただし日本の場合はですね、なかなか声をあげにくいという環境があるものですから、
そういう意味では、この裁判というのは初めて被害そのものに対して訴えているという裁判で、
少しそれの前を行っているというかですね、
もしかすると、似たような症状で手に手をとりあえる関係の人々がたくさんいる可能性もあるということですね。

呉東:
実は今回聞いてきた話なんだけど、
まず、一人の女性の水兵さんから弁護士さんのところに依頼があったらしいんです。
だけれど、その弁護士さんは
「ひょっとしたらこれは沢山同じような被害者があるんじゃないか?」ということで、
基地に行って、そこで多くの水兵さんたちから聞き取りをやったらしいんですね。
そしたら「実は自分もそうなんだ」と。
今まで誰も言ってこなかったけれど、「自分もこんなにひどい被害なんだ」ということで、
続々と名乗りを上げてきたと。
で、しかも「裁判が起こった」という報道があったらまた、
「実は自分もだ」っていう声がどんどん起こってきたと。
だから人為的に組織したというよりは本当にこういう被害があったんだということが、
止むに止まれぬ形で、弁護士さんたちのところに寄せられてきたんですよね。
それだけ本当に深刻な被害の広がりというものもあるし、
まだまだ、この方達だけでない裾野の広がりっていうのがある可能性というのは強いと思います。

原告の訴えている症状(抜粋)
2名が死亡:骨肉腫で死亡(4月) 白血病で死亡(9月)
*←ひとりで抱えている症状

*運転中意識喪失、発熱、体重減で車椅子生活
*股関節異常、脊柱炎、記憶喪失、耳鳴り
*多発性遺伝子異変の子が生まれる
*頭痛、あごに腫瘤、全身麻痺、大腿部異常、みけん異常
*頭痛、疲労、肩甲骨肥大、足に腫瘤
*潰瘍、腹痛、吐き気、体重減少、偏頭痛、胆のう摘出
*偏頭痛、睡眠障害、疲労、記憶障害、耳鳴り、直腸出血
*腹痛、うつ不安、睡眠障害、白血病、甲状腺にのう胞
*脳腫瘍、耳鳴り、疲労、偏頭痛、目眩
*生理不順、子宮出血、偏頭痛
*甲状腺障害(バセドウ病)、作戦中は鼻血






2014年12月7日





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