一部で「彼に金メダルを!」という嘆願書まで作られようとしているデニス・テン君。

「王子」というより「皇太子」と呼びたいデニス・テン君。
(今回の衣装で、よりそんな気持ちになった)

オードリーの春日でない方に似ているとも言われるデニス・テン君。

演技終了後、プールから上がってきた人のように唇が真っ青になる時もあるデニス・テン君。

地元のカザフスタンのネーチャン達にキャーキャー言われてるらしいデニス・テン君。

何げに荒ぶるステップなデニス・テン君。

今日はそんな世選で結果を出した素敵な彼のニュースを改めて集めてみた。

そんな今更な話題で今日は終わる。

何日前のニュースだよ…というツッコミは…してもいいです。

っていうか、してください…

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19歳、母国に初メダル=世界フィギュア

 3連覇を遂げたチャンから主役の座を奪うような演技を見せたのが2位に入ったカザフスタンの19歳のテン。SP2位で迎えたフリーも冒頭の4回転ジャンプを鮮やかに決め、続く3回転半-3回転も成功。ノーミスの演技で全要素から出来栄え点も引き出し、フリーは1位。合計点の自己ベストを一気に約38点、大幅に更新した。
 アルマトイで韓国系の少数民族の一家に生まれ、5歳でスケートを始めた。16歳でバンクーバー五輪に出て11位。世界選手権で母国に初のメダルをもたらし、「最高の気分。自分を誇りに思う」と笑顔がはじけた。
(ロンドン=カナダ=時事)(2013/03/16-12:52)

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フィギュア:「独立運動家の子孫」デニス・テン、SP2位

「祖母の母方の祖父が閔肯鎬」

1907年に原州で義兵を挙げ、日本軍に抵抗し翌年殉国

「完璧ジャンプ」で91.56点

(2013.3.15 朝鮮日報日本語版)

韓国の血が流れるデニス・テン(19)=カザフスタン=は、世界フィギュアスケート選手権(カナダ・オンタリオ州ロンドン)でスポットライトを浴びた。

 

テンは14日に行われた男子シングルのショートプログラム(SP)で91.56点を出し、出場した34人中2位になった。先月の4大陸選手権で作った自己最高得点(78.05点)を13点も上回った。

 

クワドラプルトーループ(4回転)、トリプルアクセル(3回転半)、トリプルフリップ+トリプルトーループ(3回転+3回転)のコンビネーションという三つのジャンプを見事に決めた。三つのスピンとステップは最高難度のレベル4を認められ、加算点を獲得。芸術性を評価する構成点(スケート技術・振り付け・曲の解釈など)も世界トップクラスの選手たちと肩を並べた。

 

SPで90点を上回ったのはテンとパトリック・チャン(22)=カナダ=だけだった。世界選手権3連覇を狙うチャンは98.37点という歴代最高記録で1位になった。  テンは地元メディアに「きょうの自分の演技に満足している。ほかの人もそうだっただろうが、自分自身でもきょう2位になって驚いた」と語った。

 

テンは独立運動家・閔肯鎬(ミン・グンホ)の子孫だ。1907年に江原道原州鎮衛隊の特務正校(現在の准尉)だった閔肯鎬は、部隊をなくそうとする日本軍に抵抗し、兵士約300人を率いて義兵を挙げた。江原道一帯で名をはせたが翌年原州で捕らえられ、脱出を試みたものの日本軍の銃に撃たれ殉国した。閔肯鎬の妻は幼いきょうだいを連れ北満州から沿海州に避難した

 

が、スターリン・旧ソビエト連邦共産党書記長による高麗人強制移住政策によりカザフスタンに送られた。

 

テンの祖母キム・アレキサンドリアさんが閔肯鎬の孫に当たる。閔肯鎬には1962年、建国勲章大統領章が贈られた。

 

テンは国際大会に出場するたびに自身の「ルーツ」について誇らしげに語ってきた。国際スケート連盟(ISU)の公式ホームページにある選手プロフィルにも「大韓帝国の将校・閔肯鎬の子孫」と書かれている。

 

韓国はこれまで数回訪れている。2002年にカザフスタン少年合唱団員の一員として初めて故国を訪れた。カザフスタンはこのとき、釜山で行われた世界合唱大会で2位になった。テンはバイオリンを習っていた母オクサナさんの影響で、7歳のときから5年間、音楽学校に通った。

 

フィギュアも母の勧めで5歳のときから始めた。04年からは母親と一緒にロシアに移り、本格的な指導を受けた。08年のジュニア・グランプリ・ファイナル(京畿道高陽・5位)、10年の4大陸選手権(全羅北道全州・10位)に出場し、韓国のファンと対面した。

 

その後、10年のバンクーバー冬季五輪で11位、11年のカザフスタン・アスタナ-アルマトイ冬季アジア大会では金メダルを獲得。09-10年シーズンを前にトレーニング地を米国カリフォルニア州に移し「米国フィギュア界の伝説」ミシェル・クワンを指導したフランク・キャロルの指導を仰いだ。

 

複数の民族が暮らすカザフスタンで生まれ育ったテンは、民族感情や主義・主張による確執を知らない。冬季五輪金メダリストで韓国人のキム・ヨナをお手本にしたいと言い、個人的な親交がある日本人の浅田真央も好きだ。また、韓国と日本の両方でアイスショーをしている。

 

テンは16日にフリーに出場する。昨年の自己最高順位(7位)を上回り、入賞できるかどうかに関心が寄せられている。なお、韓国のキム・ジンソ(16)=世宗高=はSPで26位(61.75点)になり、フリーへの出場権(上位24人)を逃した。

成鎮赫(ソン・ジンヒョク)記者

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上記の記事はなかなかのワケありだ。

ルーツが某国にあり…というのはうっすら聞いていたが、詳細は知らんかった。濃い血筋だ。
アチラにとっては「英雄」じゃねえか…

彼のルーツ故、某国嫌いの中には
「彼の点数が急激に上がったのは某国人の血が流れているから」
とおおせの方もいると聞く。

パフォーマンスの良さと合わせて、振付ローリー・ニコルであることとコーチがフランク・キャロルであること。

↑コチラの事情の方がしっくりいく気がする。

音楽学校にまで通っていて少年合唱団員でもあったのか…

更にフィギュア選手として名を上げたら、「歌手デビューしませんか?」という話まで来そうだ。(ランビエールまで曲出したくらいだしな)

…な~んて思ってしもうた。

ただ、一つ突っ込ませていただければ

>複数の民族が暮らすカザフスタンで生まれ育ったテンは、民族感情や主義・主張による確執を知らない。冬季五輪金メダリストで韓国人のキム・ヨナをお手本にしたいと言い、個人的な親交がある日本人の浅田真央も好きだ。また、韓国と日本の両方でアイスショーをしている。

…確執知らないせいもあろうが、アチラの国の記者に「浅田真央も好き」と言わぬ方がよいぞ!テン君よ…(くわばらくわばら…)
もしや「天然」?
微笑ましい感じもするがな…彼は一見生真面目そうに見えるが(あくまで私の第一印象です)、写真等見るとなかなかのお茶目っぷり。
一緒に遊んだら楽しそうな人物である。THE ICEでもお茶目な演技をしてくれていたっけ。

FYTTEの真央ちゃん連載の中で(何月号だったかは忘れた)、真央ちゃんがローリーの家に招待された時期と思しき写真があり、
テン君も写っていた。ちなみにトマシュ・ベルネルもいて吹きそうになった。(ごめん)
3対3でテニスをしたらしい。楽しそうであった。

いいなあ…

最後に改めて今季ワールド演技の動画載せて終わることにする。

「テン殿下」というタグもついていた動画だ。

デニス・テン 2013 世界選手権 SP【Eurosuport DE】

↓こちらは「テン様」だった。

フィギュア世界選手権 男子FS デニス・テン(2013.03.15) ルーマニア実況

ショート・フリー共に同映画テーマってもの面白いな。「アーティスト」見たくなったよ。
表現面にある程度自信ないとそういうの出来ないかもしれんな。
当たって良かったな。

EXも載せよう。

デニス・テン フィギュアスケート世界選手権 EX(2013.03.17)

動画コメントの中にもあるが、コレをカートの前で演じるというのはなかなか勇気がいるかも。
衣装若干「Pさんテイスト」のような気がしないでもない。
が、Pさんより「ガッカリ感」が少ないと思う。
体型とかダンスセンスのせいかもしれぬ。

次回はちょっと前の動画を色々載せてみようと計画中。

追伸

韓国女子は後が続かないとはいえ、おヨナさんがいる。

が、韓国男子はパッとしたのがいない。

韓国側に「我が国の選手として出ないかね?」と言われたことはないのだろうか?

いや…これからそういう話が来るのかな…

カザフスタンで結構愛されてるらしいからないかなあ…

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MEMO

「女信長」とかいう2夜連続ドラマ、見ちゃいましたよ。

しかも2夜目だけ…

これ、女性向けの漫画っぽい内容のような気がするのだけど
原作は小説なのかな?

うっちーこと内野聖陽の明智光秀、最後いいとこ持っていっちまった。
イイ奴じゃん。光秀。

天海祐希はハンサムだった。

以上。

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