社民党の阿部知子衆院議員が自身のHPに書いた記事がネット上で物議を醸している。読んでみると、いかにも元過激派の面目躍如といった内容で、私はあまり驚かない。
もちろん、だからといって、この元極左(「現」かも~笑)のオバハンの言動を許すわけにはいかない。

しかし、もうすぐ還暦を迎えようというのに、その幼稚さに哀れみすら感じる。元同志(笑)としては、なんか情けない気持でいっぱいになる(爆笑)
やはり、隔離された世界で生きてきた人間にとって、いったん感染した「極左小児病」を治すのは不可能!ということか。
残念ながら・・・

では、物議を醸している記事のエッセンスの部分を見てみよう。

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Abetomoko

















~前略~

文字通り、国民の生命・身体・財産を守ることが地方自治に委ねられていることの意味は大変大きく深いと思う。そのための人材は、消防職員以外に各地区の有志の消防団員や防災ボランティアがこれを担うことからもわかるように、根っからの住民参加の組織である。
安倍晋三政権になってから「国を愛する」・国防の強化などの言葉が氾濫し、あたかも外敵から国民を守るために国家の力=軍隊が必要であるかのように宣伝されるが、実は「軍隊は国民を守らない」という事実は戦争を通して如実に示されてきた。軍隊はもちろんのこと警察も、戦闘のためあるいは犯罪に対しての対処を第一とするため、国民保護は二の次、三の次となる。
阪神大震災は12年目を迎えたが、国民を災害から守ることを任務とされているはずの自衛隊が、国による命令を受けて救援に向ったのは、数日を経て後のことであった。日本の場合、自衛隊は軍隊ではないし、国土保安隊として出発し、防災のたねにも働くことを任務としてきた特別な生い立ちがあるのに、である。

~後略~

社民党・阿部知子衆院議員の公式HP「国民保護は地方自治から」より抜粋

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阿部知子、1948年4月24日生まれ、東京都目黒区出身、58歳。
小児科医、社民党政審会長。
東大闘争の発端を作った医学部出身。1969年の安田講堂攻防戦の時は大学2年生。
東大医学部はブント(共産同)やML派(毛沢東主義)が強かったのだが、阿部氏は構造改革派のフロント(プロ学同)に所属していたようだ。
フロントは構改系で、ブントやML派に比べれば穏健だったが、ゲバ棒をふるい、火焔ビンを投げていたれっきとした過激派である。
そして阿部氏は、同じ東大全共闘出身でも、民主党の仙石由人氏(元政調会長)などと比べれば、今でも極左の思想を色濃く残している。

阿部氏が書いた記事が問題になっているのは、「軍隊は国民を守らない」――つまり「軍隊=自衛隊」は国民を守るためではなく「戦闘=殺人」のためにあるという点にある。
が、このような主張は極左思想の持ち主(共産党を含む)にとっては当たり前のことである。
彼らの言動は「反国家」「反体制」のイデオロギーに基づいており、軍隊や警察は「国家の暴力装置」にすぎない。したがって、彼らにとって軍隊や警察は憎むべき“敵”でしかないのである。

まあ、わが国は民主主義国家であり、思想も言論も自由が保障されている。したがって、このような極左思想の持ち主が国会議員になることも、それを支持する国民がいる限り許される。
もちろん私は、このような輩を厳しく批判していくつもりだが・・・

ただ、今回の阿部氏の発言(記事)だけは、いかに言論の自由が保障されているとはいえ絶対に許せない。なぜならウソで塗り固めて自衛隊及び自衛隊員を貶め、国民を欺こうとしているからだ。
阪神大震災の際に自衛隊の出動が遅れたのは自衛隊の責任ではない。
自衛隊の出動が遅れた第一の原因は、当時は法制度上、知事の要請がないと自衛隊の派遣ができなかったからである。当時の貝原俊民・兵庫県知事による出動要請が自衛隊の駐屯地司令に届いたのは、何と地震発生から4時間以上が経過した後だった。
また、当時の村山富市首相も、大規模な自衛隊部隊の移動を躊躇し、本格的出動の政治決断ができなかった。
村山首相は後日、なぜ自衛隊派遣が遅れたのかを問われ、「なにぶんにも初めてのことですので」と答弁し、内閣支持率を急落させた。村山内閣の対応の遅れが国民の強い怒りを買ったのである。

当時の貝原俊民知事は社会党(現・社民党)も支持していた。そしてご存知のとおり村山首相は社会党(現・社民党)の党首だった。
つまり、自衛隊の出動が遅れたのは、当時の自衛隊の活動を制約する法制度の問題であり、知事や首相という最高責任者の個人的問題なのである。そしてその知事や首相は阿部氏の“身内”と言ってもよい人たちだった。

にもかかわらず阿部氏は、自衛隊の出動が遅れたのは「国民保護は二の次、三の次」と考えているからだと自衛隊を非難する。これを「天に唾する行為」と言わずに何と言おうか!
とにかく自衛隊は「国家の暴力装置」であり人民(国民)の敵であるから、ウソをねつ造してでも貶めなければ気がすまない。
そういう阿部氏及び社民党の反国家的・反体制的本質が如実に示されたのが今回の記事である。

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極左の連中は、「軍隊は国民を守らない」「軍隊は人を殺すためにある」と主張する。そして、その例として沖縄戦における旧日本軍による「集団自決」の強要をよく挙げる。
が、沖縄の「集団自決」強要も“虚構”であったことが昨夏、戦後の琉球政府で軍人・軍属や遺族の援護業務に携わった照屋昇雄さん(82)によって明らかにされた。

民主主義国家においては、軍隊も警察も国民と国家を守るためにある。どちらも国民の信頼がなければ成り立たない。
軍隊や警察が「国家の暴力装置」として機能し、国民(人民)を抑圧し、国民に敵対する存在になるのは、中国(中共)のような全体主義的独裁国家においてである。

われわれは、社民党や共産党、そして民主党の一部に巣食う極左・反日主義者たちの欺瞞に満ちたプロパガンダを打ち砕き、国民の前に真実を明らかにしなければならない。

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