WBA世界スーパーフライ級王座統一戦
チャンピオン | 河野公平(日本) 戦績:35戦28勝11KO7敗 |
暫定チャンピオン | リボリオ・ソリス(ベネズエラ) 戦績:18戦14勝7KO3敗1分 |
河野公平選手とリボリオ・ソリスの試合内容
悲願の世界タイトルを手にしたWBA世界スーパーフライ級チャンピオンの河野公平選手が初防衛戦で暫定チャンピオンのリボリオ・ソリスと激突します。日本中のボクシングファンが期待する注目の王座統一戦ですね。
試合は、お互いが積極的にパンチを打ち合うスリリングな立ち上がりで始まります。チャンピオンの河野公平選手は左ジャブから強烈な右ストレート、暫定チャンピオンのリボリオ・ソリスは左ジャブから多彩なコンビネーションで応戦しています。
2ラウンドに入ると、お互いの距離が詰まり、試合がヒートアップ!河野公平選手もリボリオ・ソリスもパンチに力を込めて、一撃一撃を打ち込んでいます。「最終ラウンドまで持たないかもしれないね」と思い始めた2ラウンド中盤、試合が大きく動きます。
パンチを連打してプレッシャーをかけるリボリオ・ソリスに対して、河野公平選手が右ストレートのカウンターをあわせ、ダウンを奪います!「すげえ!このダウンは大きいよ」と大興奮の管理人。リボリオ・ソリスが右を打ち込もうとした瞬間の見事なカウンターでしたね。
リボリオ・ソリスが勝負に出てきたラウンドのダウンだったので「フィジカルのダメージより、メンタルのダメージが大きいんじゃないかな?」と思ったのですが、3ラウンドに入ると、リボリオ・ソリスが反撃を開始。パンチを上下に打ち分け、河野公平選手にプレッシャーをかけます。
「うわっ、危ない!ボディブローとアッパーがやっかいだなあ。河野選手もボディを叩けると、ソリスの前進を止められると思うんだけど、ソリスの手数がすごいね。勝負だよ、河野選手!」と応援に力が入る管理人。
4ラウンドに入ると、河野公平選手がボディブローを連打し、リボリオ・ソリスの前進を止めようとします。「よっしゃ、効いてるよ!壮絶な我慢比べになりそうだぞ。頑張れ、河野選手!」と試合の行方に注目する管理人。河野公平選手は上下にパンチを打ち分けて、逆にプレッシャーをかけたいですね。
試合中盤は一進一退の攻防が続き、迎えた8ラウンド。リボリオ・ソリスが勝負に出ます。開始直後から力強いパンチを連打し、河野公平選手にプレッシャーをかけ、開始30秒、左フックを顔面に叩き込み、ダウンを奪い返します。
「うぎゃ!手数が出ると、リズムに乗ってくるなあ。直撃は避けたと思うんだけど、ダメージはどうだろう?」と河野公平選手の状態を確認する管理人。ダメージの影響で、足に力が入っていない印象です。
一気に勝負に出るリボリオ・ソリスは、上下にパンチを連打!河野公平選手はクリンチをして必死に耐えぬき、ラウンド終盤になると、パンチを打って反撃します。すさまじい我慢比べになってきました!
「河野選手はよく耐えきったね。すごいよ。終盤のポイントが勝敗を左右しそうなんで、苦しいけど、手数で負けないようにしたいなあ。河野選手、頑張れ!」と大きな声援を送る管理人。一進一退のすさまじい攻防が繰り広げられています。
終盤は、一歩も譲らない壮絶な死闘となり、どちらもフラフラになりながら最後まで勝利を目指して戦い、試合終了のゴング。勝敗は3人のジャッジに委ねられます。
採点の結果、1人が引き分け、2人がリボリオ・ソリスを支持。大熱戦の末、リボリオ・ソリスが河野公平選手に12ラウンド判定勝ちを飾り、王座統一に成功しました。初防衛に失敗した河野公平選手は無念の王座陥落です。
お互いが持てる力を出し切った、すさまじい死闘でしたね。河野公平選手が敗れてしまったことはめっちゃ残念ですが、河野公平選手の勇敢な戦いが賞賛に値することは間違いないと思います。どちらが勝ってもおかしくない、すばらしい激闘でしたね。うーん、でも、日本人ファンとしては悔しいです。再戦してほしいなあ。
河野公平選手とリボリオ・ソリスの試合結果
試合結果 | リボリオ・ソリスが12ラウンド判定勝ちで王座統一に成功。河野公平選手は初防衛に失敗し、無念の王座陥落となりました。 【公式ジャッジの採点結果】
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