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リーフの100V充電変換ケーブルを作りました - Indoor airplane world
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リーフの100V充電変換ケーブルを作りました

 日産リーフには200V用の充電ケーブルが付属しているので、自宅に単相200Vのコンセントを設置すれば、充電で困ることはありません。また出先では急速充電器を使えば大抵の場合は困りません。問題は急速充電器がない場所や200V充電コンセントがない場所での電欠時の対策をどうするかです。

 万一に備えて100Vのコンセントから充電できる、100V用充電ケーブルがあればよいのですが、税込84,000円(7.5m)ではとても買う気になれません。

 と思っていたら、なんとリーフの充電ケーブルはマルチ電圧対応だったことが判明。つまり100V用と200V用ではコンセントの形状が異なるだけ。なーんだそれなら変換ケーブルを作ればいいだけじゃない。

 100Vのコンセントならどこにでもあるので、充電に時間はかかるものの、万一の電欠時に100Vコンセントが利用できれば心強いです。ということで100V充電変換ケーブルを作ることにしました。

 今回使用した材料は2mm2芯のVVFケーブル15mと以下の部品2個。


リーフの充電ケーブル・プラグが差し込めるコンセントWK3811(税別550円)


100V用プラグ(ゴムキャップ)WH4007(税別180円)

 変換ケーブルを使った場合の電圧降下を計算してみました。導線の20℃における抵抗率は0.0172Ω・mm2/m。直径2mmの導線面積は3.14mm2になるので、1メートル当たりの抵抗値は0.005375Ω。長さ15mの変換ケーブルを作った場合、ケーブル長30mの抵抗値は約0.0055x30=0.165Ω。15Aの電流を流すと2.5V近い電圧降下になります。この程度の電圧降下なら実用上差し支えないでしょう。


今回作った長さ15mの100V充電変換ケーブル

 100Vコンセントにはアース端子がない場合がほとんどなので、アースは省略しました。アースはあるに越したことはないのですが、単相200Vも単相100Vも対地電圧は同じ100V。特に100Vで使う場合は片方の線が接地されてるので、アースなしでも問題ないでしょう。

 配線材料は手持ちの関係で、屋内配線工事に使う2mm2芯VVFケーブル(許容電流23A)を使いました。緊急用ということで非防水なのと、工事用ケーブルを使っているので柔軟性はありませんが、作っておけばいざというときに心強いでしょう。

 早速100V変換ケーブルを使って、リーフを充電してみます。


屋側に設置された防雨型コンセントに変換プラグを挿入(負荷側はまだ未接続)

 これらのコンセントの屋内配線には、一般的に1.6mmのケーブルが使われています。単位長さ当たりの電圧降下は今回製作したの変換ケーブル(2mm)より大きくなりますが、あえて普通コンセント(電子レンジやエアコンの専用コンセントではなく)で試してみることにしました。


リーフに充電コネクタをセット

 100V充電変換ケーブルを使って充電する場合は、リーフ側の充電コネクタを先にセットしないと、コントロールボックスのREADYランプとCHARGEランプは点灯するものの、実際には充電が開始されません。


200V充電器のプラグを変換ケーブルのコンセントに挿入

 コントロール・ボックスの内部でリレーの動作音らしき音がして充電がスタート。


READYランプとCHARGEランプ点灯

 コントロール・ボックスのREADYランプとCHARGEランプの点灯を確認


リーフの充電ランプ点滅を確認

 リーフの200V充電ケーブルに100V充電変換ケーブルをつないで、無事充電できることが確認できました。今回作った変換ケーブルなら、オリジナルの充電ケーブルには全く手を加えなくて済みます。

 変換ケーブルの製作にあたって特に電気工事士の資格は必要ありませんが、コンセントとプラグへの電線の取り付けは、十分な締めつけが必要です。ここで紹介した内容は100V充電変換ケーブルの製作を推奨するものではありません。変換ケーブルを作る場合はあくまでも自己責任でお願いします。

 後から15mの変換ケーブルを7.5mに作り直しました。200V充電ケーブルの7.5mと、今回作った100V充電変換ケーブルの15mで22.5mもの長さになってしまうので・・・。延長して15mもあれば十分でしょう。これで100V充電時の変換ケーブルの電圧降下が1.25V以下に抑えられます。
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