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Arduino

Arduino

Arduino(アルドゥイーノ)とは?

Arduinoは、イタリアのイヴレア・インタラクション・デザイン大学院(Interaction Design Institute Ivrea)で、鑑賞者と相互作用する作品を学生が簡易に作るために開発されました。元々、電子工作やプログラミング経験のないデザイナー・アーティスト向けだったArduinoは、現在では教育向けオープンソース・ハードウェアとして世界的に普及しています。
Atmel社AVRマイコンに、入出力ポート、USBポートなどの周辺装置を備えた基板であり、
  • シールド(様々な機能を持たせたオプション基板)が市場に流通している
  • オープンソース・ハードウェアである
    • Eagleファイルが無償公開されている
    • 誰でも自作Arduinoクローン(互換機)を作成できる
  • 統合開発環境Arduino IDEが無償公開されている
    • Javaソースコードも公開されているため、日本語化も進められている
  • 様々な派生製品があり、小型化、入出力ピン数の多いものなどがある
※備考
Arduinoの読み方に関しては、元々がイタリア語のため、「アルドゥイーノ」、「アールディーノ」など、いくつか表記があったものの、近年は「アルドゥイーノ」に統一されつつある気風がある。

Arduino利用のメリット

従来のロボット教育では、与えられた題材に対し、ハードウェアを作り、プログラミングをして動かすという流れがほとんどでした。
学校の授業など、十分に時間が取れる場合はこれでも良いのですが、
  • 短期の講習会等で、時間が限られている
  • ある目標を達成するための一手段に対する学習であり、この題材が最終目標でない
などと言った場合、全ての流れを学習過程に組み込むのは非常に困難かつ非効率的です。
ここで、既に普及したオープンソース・ハードウェアであるArduinoを利用することで、
  • ハードウェア作成の時間を短縮できる
  • 様々なシールドが市場に出回っている
  • 必要最小限の構成のため、その後のマイコン学習が容易になる
  • フリーの統合開発環境Arduino IDEはzipファイルを解凍するだけで使用でき、生徒達の準備が容易になる
  • 日本語環境も非公式ではあるが準備されている
などと言った利点が挙げられます。

Googleも採用したハードウェア!

2011年5月11日に開催された、Googleの開発者向けカンファレンス「Google I/O」において、Googleが自社の開発キット(Android Open Accessory Development Kit(以下、ADK))の一部としてArduino互換ボードを提供するという発表がされました。
プレゼンの写真には、GoogleとAndroidのロゴが入った基板の写真があります。基板の形とピンの配列から、Arduino Megaに似たボードであることがわかります。事実、最初のADKはArduinoボードを前提にしていました。

Scratchと連携できる!

Scratchとは、米国マサチューセッツ工科大学メディアラボ(以下、MIT Media Lab.)により開発された教育用プログラミング環境のことであり、命令の組み立てをヴィジュアル化されたブロックで行ない、画像(スプライト)を動かすことができます。日本語環境も標準で用意されています。
このScratchとArduinoを連携させることで、ハードウェア・ソフトウェア相互を繋ぐアプリケーションの開発を簡単にすることができます。
Scratchと同様なプログラミング教材は、文部科学省が「プログラミン」というものをWEB上で提供しています。ただしこちらはハードウェアとの連携はできないので、参考程度の紹介とさせていただきます。

自作もできるArduino(Arduinoクローン)

オープンソースで開発されているArduinoは、簡単に自作することが可能です。ここまでArduinoはハード製作の必要ない教材として取り上げてきましたが、ハード自体の製作を教材にすることも容易です。
ただし、開発者は"Arduino"が商標の普通名称化となることを避けるために、許諾無く派生製品にこの名称を使うことを禁止しています。そのため、Arduinoクローンは、"○○duino"と名付けられることが多いようです。