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んです。でも見もしないで批判をする。放射能もそうです。測れば分かるのに現場にはこ
ないでギャーギャー言うんです。
EMはどういう微生物かそれは光合成細菌そしてメタンとか硫化水素やアンモニアを切
り離してアミノ酸や糖分に変える力がある。しかもこれは紫外線を当てると増える。紫外
線当てると普通微生物は死んでしまうんです。しかも粘土と混ぜて1200度に焼いてセ
ラミックスにした状態でも光合成細菌を取り出せる。大げさに言うと完全殺菌した魚の煮
汁にEMセラミックスを入れて完全密封して太陽に1ヵ月くらい当てておくと真っ赤にな
って光合成細菌は出てきます。それをバクテリアやクロロフィルをチェックするとかDN
Aを鑑定してもらえれば、これから出てきたというのは素人でも分かるんですが誰もそれ
をやらない。しかしこれはスーパー菌なんですが単独ではすごく弱くて、しかも嫌気性で
すから酸素のあるところに置かれると無力です。すぐに他の菌の餌になってしまうんです。
単独では放射能を消すことはできない。乳酸菌と酵母は発酵菌ですね。空気を抑える(嫌
気性)とそれで有機物は分解します。生ゴミの分解もそうです。生ゴミの有機肥料を土の
中に入れて酸素が通るようになると1週間で影も形もなく消えてしまうんです。こんなに
も有機物を強烈に分解するグループはいません。ですから乳酸菌と酵母は両刀使いなんで
す。嫌気状態にしてしまえば発酵作用、空気に触れるとあっと言う間に有機物を分解する。
この使い分けができれば有機物の処理はどうにでもなるのです。
では主な効果ですね。これは酸化防止です。これは強烈な抗酸化作用なんですが、我々
が病気になったり機材が劣化したり、要は物の機能がおかしくなっていくのはすべて酸化
現象なんです。そして酸化現象を起こさせないようにする。これがまず第一です。それか
ら徹底的に使っているとすでに酸化して働かなくなってきている物を元に戻す力があるん
です。だからEMを途中でやめようだなんて考えずにずっと使い続けると、途中で手抜き
をしたのとはケタが違うぐらいの差になります。
EMはやればやるほど有害なエネルギーを有用なエネルギーに変換する力がある。これ
が凄いんです。EMを徹底したら気温が平気で5度くらい上がるんですよ。北海道は寒い
ですから気温が5度も上がるのは大変な話なんです。雪解けも20日くらい早い、霜が降
りるのも20日遅いとなったら作物は確実に一作は必ず安全圏にはめられるんですね。こ
れは特に北海道の場合は予期せぬ冷夏というのもありますから、それを考えるとこの有害
なエネルギーを有用なエネルギーに転換する温度の変化もみんなエネルギーです。
それから非イオン化作用、これは電気を帯びた物は劣化する。その電気をとる。ですか
ら皆さん手元にある資料の中にEMの掃除、クリーニングのことが出ています。汚れとい
うのは大半が電気を帯びてくっついています。酸化物です。ですから電気を帯びなくなる
とキレイになるんです。この3つの作用(抗酸化作用・非イオン化作用・エネルギーの転
換)がおこるんです。この3つの作用が並行して起こったときに限界突破をするんです。
ここをよく認識してほしいです。次は応用分野ですが境界を問わないんですね。
次号に続く