10万円もするGUCCIの新作バッグが日本人女性に大人気で、予約殺到で数ヶ月待ちの状態です。

このバッグは洗濯物を入れるようなカゴに"GUCCI"のロゴを刻印しただけで、あまりにもダサすぎるデザインにも関わらず「GUCCIの新作」というだけで売れに売れまくっているのです。

しかも、購入層は日本人が圧倒的だというところがポイントです。

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ネットでは「ホームセンターで売ってそう」、「ダイソーで普通に買える」、「金持ち用の洗濯カゴ」と、ある意味評判になっています。

普通の感覚ならダサすぎて見向きもされない商品が、GUCCIのロゴを付けただけで1000倍程の値段で売れてしまうのです。

なぜ、日本人はここまでブランド品に目がないのでしょうか?

それは、日本人はモノの本質の価値を分かっていない人が多すぎるということです。何が価値のあるものなのか、重要なのかが自分の中ではっきりと確立されていないため、すでに多くの人に価値が認められているブランド品を身につけて満足し、自分の価値を高めたと勘違いしているわけです。

この傾向は日本人が顕著で、とある海外ブランドの売り上げの約半分は、ブランド発祥企業の本拠地の国ではなく日本人が買い支えているといわれているほどです。日本人は海外メーカーから格好の餌食にされているのです。

つまり、日本人はバカでアホだと思われています。

海外でもブランド品を身につける人は多いですが、日本と最も異なるのは、無理してブランド品を買い漁ることはしないという点です。ブランド品を持つクラスの人は、それなりに資産を保有した上で買っています。大きな家を持ち、高級車を運転しており、身分相応のアイテムとしてブランド品を買っているのです。

また、日本人のようにブランド品を毎年いくつも買うとか、新作が出るシーズンごとに買うなどはなく、2年に一度や3年に一度買う程度です。貧乏な人はブランド名も知らない、聞いたことがないという人もいる程だと言います。対して、日本人は貧乏な人ほどブランド品を持ちたがり、借金やグレーな仕事をしてまでお金を工面し、ブランド品を買い漁るのです。

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Balenciaga(バレンシアガ)というフランス・パリ発祥のブランドがあります。
GUCCIの出資によって日本法人も設立されており、バッグ・財布などが有名で、20代~30代の女性を中心に人気を集めています。

そんなBalenciagaが去年発売したバッグがこちらです。

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これは通称イケアバッグと呼ばれており、イケアの社員が「Balenciagaのバッグが、99セントのイケアを象徴する環境にやさしい青いバッグに似ているなんて、とても光栄です。すごく大きくて青いバッグほど、使いまわしが効くものはないので!」とある意味Balenciagaをバカにしたコメントをしています。

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左:IKEA 99円 
右:Balenciaga 24万円 

また、フランス・パリのブランドであるCELINE(セリーヌ)が最近発売したバッグも話題です。一見ビニール袋にしか見えないのですが、ブランドロゴを刻印しただけでなんと6万円というお値段で平然と売られているのです。

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本商品は日本では未発売ですが、ブランド品はいかに価値があるように見せかけて、庶民から大金を貪るイカサマ商売であるかが解ります。そして、そのブランド品をありがたがって購入する日本人は海外から恰好の餌食にされているまさに"鴨ネギ"状態です。

日本人のブランド指向は、まさに思考力が欠如している象徴です。

本当に価値のある正しいお金の使い方を学ばないと、無駄遣いで貧乏になっていくばかり。日本人の金融リテラシーを高めることは、投資促進以外にも買い物上手にするための生きていく上での基本的な行動価値を高める意味があります。

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