氷華ってなに?
ご存知の方には、いまさらの内容ですが、氷の華の発生箇所などをまとめてみました。
- 普通に言う霜柱は地中の水分が毛細管現象によって地表にしみ出して柱状に凍結したものです。
- 氷華(こおりのはな、ひょうか)は、"ある種の"植物が、地上部が枯れた後でも根が活動を続けるため、枯れた茎の道管に水が吸い上げられ続け、寒い朝にその水分が凍ってできるものです。
氷華のできる条件は?
- 最低限、以下の3つの条件が必要なようです。
・ 地表近くの気温が普通の霜柱が出来る程度に低いこと。(余り低すぎると地中で凍ってしまって発生しないこともあるようです。)
・ 茎が枯れて根が生きている植物(代表はシソ科のシモバシラ、カメバヒキオコシ)が生えていること。
・ 地表近くの水分が十分あること。(乾いていないこと。)
- 東京付近だとシモバシラ、カメバヒキオコシ、セキヤノアキチョウジ、ヤマハッカなどシソ科の植物に発生することが多いようです。
- ちなみに、1枚目、2枚目はカメバヒキオコシ由来、3枚目はシモバシラ由来のものですが、筆者には違いは分かりません。^^;)
いつ見られるの?
どこで見られるの
昭和記念公園
ハイクではないので番外編ですが、西立川の昭和記念公園で発生する情報が時々上がります。
ただし、立川の最低気温が-3℃くらいまで下がるか、放射冷却のすすむ明け方晴天の日でないと難しいようです。
左は晴天、-2度の日の探索結果。4箇所で見つけたものの、こもれびの丘の北斜面、南斜面は見つけられませんでした。
※ 公式ブログによれば、前日発生していたのは:
こもれびの丘北側散策路沿い(砂川口近く)、こもれびの丘南斜面園路沿い(こもれびの家近く)、
花木園展示棟前(ロックガーデン)、玉川上水口ゲート前、西立川口西側園路沿い(通称ぶらぶら坂)
とのことでした。
参考レコ:
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-1338255.html
本ノートは氷華情報があったら随時改訂の予定です。
冬の間は野草も少ないし今ひとつハイク気分になれないことが多いですが、よろしければ氷華探しなど出かけられてはいかがでしょうか。
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シモバシラ 動画 氷花の舞 - YouTube by CHAN2YOU様
ご自宅の庭にある「シモバシラ草」の氷華の発生をタイムラプスで撮影されたものです。どのように出来るか、消えるか、について視覚的に納得できるすばらしい動画です。
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