既にご紹介済み我が豊丘村出身の片桐白登さんは明治41年に神稲伴野に生まれ、平成9年に89歳でご逝去された村が誇る画家です。S39年に日本南画院展で文部大臣賞 以後審査員となった。 S49年紺綬褒章受賞 S61年に日中水墨画展で内閣総理大臣賞 日本南画院副理事長 日中水墨画交流会名誉理事などで活躍された。
このたび平成21年度豊丘村歴史民族資料館秋季企画展ではその功績を讃えながら、彼の完成作品作り以前に描いた基礎となる下絵・試作また構想スケッチ・鉄斎模写 その他全て白登自筆の貴重な作品類が50点以上展示されています。16.17歳頃作品もあるがやはり当時から凄い腕を持っていた。スケッチは冊子になっているものがあり 丁重にページを繰ると 今でも生きているがごとくの感動が伝わってきます。
こうした下絵などの展示会(100号から小作品まで)は今回が初公開で再び展示鑑賞出来ることは先ず無かろうと思われます。村内外には多くの方が個人的に白登画伯の作品を持っており お馴染みですから これを機会に再認識されるためにも鑑賞をお勧めいたします。
名 称 片桐 白登の世界
会 期 平成21年10月6日~10月27日
開館日時 毎週 火・金・土 午前9時~午後4時
会 場 豊丘村歴史民族資料館一階 (豊丘村役場の隣です) 無料
09/10/11 05:17